江戸川放水路のカキを喰ってみた&潮干狩り

潮干狩りや釣り

今回もまた潮干狩りのお話です。

時は5月、いよいよ本格的な潮干狩りシーズンの到来ですね。

 

ところがこの時期は運動会のシーズンでもあるのです。

先日、2017年5月14日(日)は干潮3cmといういい感じの大潮でしたが、残念なことに子供の運動会が重なって行けませんでした。

 

なぜ5月に運動会をするのでしょうね。

その日はYouTuberの星野よしおさんも江戸川放水路に来られていたので、行けなくてとても残念。

 

しかたがないので、その翌週の5月20日(土)に行くことにしました。

 

その日はあいにくの長潮で7:52に潮位100cmという微妙な条件でしたが、テンションが上がり過ぎて朝の4:30に目が覚めてしまいました。

もう完全に潮干狩り中毒です。

 

現地に着いたのは5:30頃。

さすがに早い時間のため、土手はウォーキングのおじいちゃん、おばあちゃんでにぎわっていました。

 

今日は干潮100cmなので潮の引きが悪く地面はグズグズ。やっぱり先週来たかったです(‘_’)

 

ところでこの巻き巻きうんこみたいな物体は何でしょう。ミステリーサークル以上に不気味です。

 

後で調べてみたら、タマシキゴカイという生物の何かだそうです。

ゴカイというのは釣り餌系の何かだと思いますが詳しく知りません。

 

さて、今回のお目当てはアナジャコです。

 

アナジャコとはこんなやつ。寿司屋で見るシャコのようですが違う生き物のようです。大きな爪が2つあります。

 

もちろん食べられます。

から揚げにするとそこそこ美味しいですよ(^^)

 

ところがこのアナジャコという生き物、普通に潮干狩りをしているだけではお会いできません。

普段は土の下にある、穴の奥深くに生息しているのです。

 

これを捕まえるために、筆でおびき寄せる漁法を用います。

 

まずはその穴を探します。

アサリを捕るよりやや深めに土を剥いでいきます。

 

すると出てくるこんな真円を描いた穴。太さは筆よりひと回りくらい太い。

 

この穴に筆を入れます。もし穴にアナジャコ君がいれば何らかの反応があります。

 

いました。

ピョコピョコと筆が動きます。

 

筆をクルクル回し、くすぐりながら穴の上まで誘い出します。

 

アナジャコ釣りは、釣るのではなく誘い出すのです。

そこがスルメを掴んで離さないザリガニ君とは違うところです。

 

この感覚がとても難しく、まさにアナジャコとの駆け引きになります。

 

そして穴から爪を出したときに手で捕まえるらしいのだが、これが超難しいです。

 

何度かチャレンジしましたが、釣果はゼロでしたorz

まだるっこしいので、アサリにシフトチェンジします。

 

アサリはガンガン出ます。スーパーサイズ(スーパーで売ってるサイズ)がゴロゴロ出ます。今日は良いポイントを見つけました。

 

これはシオフキという貝です。シオフキはあまり砂を吐いてくれないので誰も取りません。即リリースでOKです。

 

これだけ取れました。潮干狩りにはちゃんと網を持って行きましょう。貝に付いた砂を落とすのも、海水にジャブジャブするだけなので楽です。

 

網は釣具屋さんに売っていますが、Amazonでも売ってます。

 

 

家に持って帰ってきました。ここから選別作業を行います。写真には一部しか写っていませんがかなりの量です。

 

ミミック先生(中身が砂)が紛れていることがあるので注意が必要です。このへんを爪で押してみて開かなければ大丈夫。

 

他にもやり方があるのかもしれませんが、私は1つ1つこうやって確認しています。

もし砂が入っているのが混ざっていれば、酒蒸しも味噌汁も全てが台無しになりますのでご注意を。

 

今回は大きなアサリが取れたました。左がいつものサイズで右が一番大きなジャンボサイズです。

 

誰も捕らないオキシジミも1個だけ取ってきました。ネットでは美味しい・不味いと意見が分かれているので、私が一般庶民を代表して食レポしましょう。

 

砂出しタイムです。浅いパレットに入れた方がいいと言ってる人がいますが、私は昔からこのやり方です。

 

さっきの写真で気づかれたかもしれませんが、そう、牡蠣を取ってきました。1個だけ。

 

以前のブログでも言いましたが、牡蠣はすごく気になっていたのです。

なんせそこら中に落ちてますので。

 

しかし、某ブログには江戸川のカキは獲らないでとか危ないとか死にますという注意文句が。

牡蠣は海水を浄化する能力がとても高いので、汚い江戸川の牡蠣は有害物質でみなぎっているそうです。

 

しかし、私はそういうのが嫌いです。

江戸川の牡蠣が危ないと言うのなら何の危険物質が含まれていて、どういう健康被害があるのかを具体的に示してもらわないと。

そういったなんとなく危険という思考が風評被害を撒き散らす元だと思います。

 

でも、獲らないでというのは理解できます。

海を浄化する牡蠣を取ると海が汚れたままになってしまいますので。

 

なので今回は1個だけ味見させて頂くことにしました。

 

生食用の牡蠣はクリーンな海で育てるので味もそっけもないという話を聞きます。

汚い海と称するこの場所の牡蠣は最高に美味しいのではないかと思うのです。

 

牡蠣の本場広島では電子レンジで調理をします(そういう人もいます)。1000Wで1分くらい。

 

めっちゃ牡蠣です。身もぷっくりしていて実に旨そうです。これが落ちていたとは信じられない

 

危険という意見が多いので恐る恐る食べてみます。

匂いもかいでみますが悪くありません。

むしろいい匂い。

 

めちゃくちゃ旨いです

海のミルク感が凄いです。

さすが汚い江戸川です笑

試食感覚で1個だけ食べたからかもしれませんが、とにかく美味しかったです。

 

アサリ達は全員イオナズン酒蒸し)で調理しました。嫁と一緒に(第3の)ビールでいただきます。最高です!!

 

このオレンジ色のがオキシジミです。風船のようなプックリが気持ち悪いです。

 

食べてみると、なんか微妙な味です。

某ブログではオキシジミのことを、美容院のパーマ液のようなケミカルなテイストとか言われていました。

なぜパーマ液の味を知ってるかよくわかりませんが、その先入観があったせいか変な味に感じてしまったのかもしれません。

 

確かにケミカル的な風味がするといえばします。

食べられることは食べられますが、あまりお勧めはしないです。

 

最後に触れないといけないのは、その後の体調ですが、まったく問題ありません。

私と嫁でこの大量のアサリをほぼ半分づつ召し上がったが何もなし。

 

死ぬとか言ってた奴どうなってんだ、俺は生きてるぞ!

そう言いたいですが、とりあえず何の健康被害もなかったので良かったです。

しかも今は5月、「Rがつかない月」でした。

 

子供も大人も真似しないでくださいね。

特に生食は絶対ダメですよ。

美味しい牡蠣が喰いたいのならフランスに行きましょう。

フランスの牡蠣は美味しいですよ。

 

ところで、牡蠣の身を剥いて殻をそこら中に棄てていく人がいますが、それは絶対に止めてください。

釣りをしていると根がかりが凄いのです。

 

江戸川はハゼ釣りのメッカですが、牡蠣殻のせいで地元の皆さんが大変苦慮しております。

食べて健康被害に遭うのは自業自得ですが、牡蠣殻を捨てるのは不法投棄という犯罪ですので。

 

別の日に撮った、江戸川放水路の牡蠣を生で食べた動画です。真似はしないでくださいね。私ももうこれで牡蠣を捕るのは終わりにします。

 

記事は以上になります。

ご覧くださりありがとうございました。

 

ちなみにアナジャコは後日成功したので、よろしければご覧ください。

江戸川放水路 アナジャコ釣り簡単じゃん コツ掴んだかも
前回の記事で今年最後の潮干狩りと申しました。 申し訳ありません、前言撤回させてください。 なぜなら本日6/11(日)は-3cmというカリカリの干潮ですから、行かざるをえないのです。 娘は受験勉強、嫁は漢検一級の勉強、私は自給自足でございます...

 

2022年5月3日追記

テレビで牡蠣殻を川に投げ捨てているのを見ました。

そんなことをする人がいるなんて信じられないです。

本当に残念です。

コメント

  1. […] 名無し 縄文時代の貝塚みたいなもんだね 名無し おい!どうなんてんだ!本当に日本の話なんだよな?w 名無し 現行犯の強制送還でいいぞ 名無し 中国人の異常な増殖は、自民親中派と左翼政党と左翼マスコミの日本解体計画の一環。 名無し >取り締まるための明確なルールがないため いや不法投棄で罰金刑だから警察呼べよ 名無し そもそもこんな首都圏のドブ川の牡蠣とか食えんの? ヤバいもん混じってそう 名無し 中国では40年前の神田川みたいな川で採った魚食べてるから、彼らにとって多摩川河口なんか清流。 名無し 普通に食ってる日本人がいるな ↓ 江戸川放水路のカキを喰ってみた&潮干狩り […]

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