先日、会社の定時をむかえ、何の気なしにヤフーファイナンスを見ていたときのことでした。
うん？
値下がり率ランキングの１位に㈱関門海という見慣れぬ会社があるではあーりませんか。
なんだこの会社？
そう思って調べたところ、玄品という「格安フグ料理🐡」のお店を運営している会社らしい。
優待を見てみるとそこそこ美味しそうな（コスパが高い）株式のようす。
なーるほど、優待の権利落ちで下がったのね。
会社概要を見てみると「高級なふぐという食材を安価に食べさせたい」というコンセプトのようす。
素晴らしいですね。
安さの秘訣は養殖らしいですが、個人的には、養殖だろうと天然だろうとフグはフグです。
次の権利月は半年先なので株は買いませんが、ちょっと面白そうなので行ってみることにしました。
たまたま４０周年らしく、スペッシャルなコースがご用意されているとのこと。
それならばと、ネットから予約して家族４人でグーフーと洒落こみます。
場所はこちら。東西線浦安駅を降り、西友を左手に真っすぐ歩くと右手に出てきます。
河豚には色んな種類がありますので「とらふぐ専門」と看板に明記されると、とても安心感があります。「看板に偽りなし」ですね。
表の看板にふぐの白子が。うおっ！白子ってこんなデッカイの？なんかお餅みたいで食べ応えタップリな感じ。
感染症対策が施された店内は可もなく不可もなくの某和食チェーンのような雰囲気。テーブルにはクッキングヒーターが仕込まれています。
これですね４０周年コース。予約時に申し込んであります。これを４人前です。スペッシャルなだけあって一般のコースよりコスパは高いです。
さらに４０周年コースを頼めば、対象商品が４０％引きになるそうです。これは頼まないと損ですね。
焼き白子もありました。せっかくフグ屋さんに来たのだから天然ひれ酒も頼みましょう。
今日のオーダーは
４０周年記念コース ４人前
鍋白子 １人前
焼白子 １人前
です。
以前から私の頼みすぎが原因で子供達に怒られているので、今日は控えめに行きます。
付き出しでしょうか。ひれ煎餅が出てきました。バリバリと香ばしいですが、そこまで美味しいものではない感じ。
天然ひれ酒です。通常1,500円もするだけあって肉厚のひれが入っています。変な味がついてなんか微妙です。この味が解るにはまだ早かったかな。
てっさですね。４人なのでこれが４皿出ます。昔に何回か食べたことありますが、ずいぶん久しぶりです。
セオリーどおり２切れをポン酢でいただきます。フグは繊細といいますが、確かに普通の刺身ならざる旨味を感じます。
フグの寿司が２貫です。カピカピになったシャリに切り身を乗っけただけの一品です。これは微妙かな。
焼き白子が来ました。うん？なんか小さくね？上の蓋は幼稚園児が使うお茶碗程度の大きさです。
(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝという感じです。高級なふぐの白子があんなにデカいわけがないのは解るけど、過大広告はやめてほしいです。
味はめちゃ美味しいです。さすがフグの白子です。４人で分けるのなら２つ頼めばよかったね。
から揚げがきました。さすがに美味しそうです。私の中ではフグはから揚げが一番期待するところです。
やはりめちゃめちゃ旨いです。鶏の唐揚げより２ランク上の美味しさです。
お酒が切れたのでビールを頼みました。料理的で残っているのは鍋のみ。全体的に量が乏しいかな。
さて次はてっちりです。鍋はあんまり期待していないのですが、海とまったく縁のない藤井寺からやってきた味を賞味しましょう。
おっ！紙鍋じゃん。ミスター味っ子で見ましたが、現物を見るのは初めてです。
紙だと侮るなかれ。めちゃくちゃ鋭利です。スパッとやれば指など簡単に切れそうです。ご注意ください。
４人前のてっちりセットです。肝心なふぐの身は１人２つしかありません。
鍋は目の前で店員さんが作ってくれます。１つ１つ丁寧に鍋の中に入れてくれるのを我々４人でじっと眺めます。
これは各々の好きなタイミングで入れるそうです。少し厚めに切られた身はしゃぶしゃぶのようです。
別オーダーした鍋白子です。これを４人で割るのは厳しいので、次回来るときがあれば２つ頼むようにしよう。
水炊きのフグは普通の味かな。ハゲや鯛よりも美味しいけど、食べ方で言うと唐揚げの方が何枚も上手です。
よくわからぬ巾着。一口で終わりました。
フグしゃぶ？は肉厚で美味しいです。熱で旨味が活性化されつつ、くにゃっとした歯ごたえ。てっちりは全部これで食べたいですね。
４人分に切ったので絵が微妙ですが鍋白子です。個人的には白子は焼きのほうが美味しいと思います。
最後は雑炊です。これも店員さんが頃合いをみて作りにきてくれます。フグの出汁がいい味しています。
最後にデザートです。ナッツの風味がこてこてのアイスと温かいお茶です。
総評は・・まぁまぁです。
カピカピの寿司が残念でしたね。
１品１品の力の入れようが見て取れるようでした。
近々の業績を見ると赤字だったので、やっぱりねと思います。
高価なフグを安価に食べさせるコンセプトは良いと思うので、もう少し細かいところを気を付けて、より満足度を高められるよう頑張ってほしいと思います。
といった感じで今回は以上になります。
記事をご覧下さりありがとうございました。
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