今日は玄米についての記事です。
ちょっと長いですがよろしければお付き合いください。
玄米とは
玄米とはいわゆる白米の1つ手前の状態です。
田んぼに咲き誇る稲穂から説明すると、稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去したものをいいます。
稲→籾→玄米→白米という流れですね。
下記は稲穂です。やっているのはその先に付いた籾の粒を外す作業です。脱穀というやつです。
画像はありませんが、そこから籾摺り(殻を剥く)したものが玄米です。
これが玄米ですね。いつも食べている白米より茶色い感じ。白米の表面に薄皮があるイメージですね。
この状態でお米を炊くのが玄米食です。
もちろん籾から外した籾殻は食べられませんので、籾をそのまま炊飯器で炊いたら食べれません。
YouTuberのネタとしては食べられるかもしれません笑
なぜそう思ったのか
タイトルは「玄米食のすすめ」ですが、それをお話しする前に玄米を食べたことがない私が、なぜこんな記事を書くことになったかをお話ししたいと思います。
少し前に私が書いた「福島米」についての記事を覚えておられるでしょうか。
これですね。安全なお米が風評被害で安くなっているなら買わない手はないということ。
あれから現在に至るまで継続して福島米を買っています。
米の割れもないし美味しいし安いし配達してくれる一石何鳥でしょう。
ところが先日会社で働いていると嫁から連絡がありました。
嫁「玄米が届いとるよ」
なぬ!?
あの米屋め。間違えやがったな、
と思ったら間違えたのは私でした。
完全にやらかしました。25kgも玄米を買ってしまいました。終わった。
と思ったけど、嫁が玄米を食べてみたいということなので、とりあえず食べることにしました。
玄米の炊き方
一応豆知識として書いておきます。
水の量
玄米は白米より水を多めにします。炊飯器の釜に玄米用の目盛りがあるのでその位置まで水を入れます。
浸水
玄米は白米よりも少し長めに浸水させる必要があります。
白米は最悪浸水させなくても美味しく炊けますが玄米はダメだそうです。
洗米
玄米は糠が出ないので何回も洗う必要がありません。
表面についたカスやゴミをザラっと2回程度洗うだけで良いそうです。
炊飯
迷うことはありません。後はスタートボタンを押すだけです。
玄米を食べてみた
その当時の感想ですが、
クッソまずいです
食感はボソボソのゴワゴワで食えたものではありませんでした。
撮る価値も無いと思ったので写真も撮っていません。
私は玄米を白米にすべく速攻で精米所まで運びました。
私は車を持っていないのでチャリンコです。
一気に25kgも運べないので4回くらいかかったので疲れましたOrz
精米した白米は美味しいです。
やっぱり白米ですね。
そのときはそう思いました。
がんを治す玄米食
それから数日後。
何の気なしにYouTubeを見ていたら宗像久男さんというお医者さんが「ガンは簡単に治せる」と言ってる動画が目にしました。
ガン、こわいですね。
私の母親は広島県の出身で、その親戚がガンで若くして亡くなりました。
父と子の2人とも癌で亡くなりました。奥さんだけが今も元気に生きています。
私が幼少時にはその人は缶コーヒーの飲みすぎで癌になったと聞いていましたが恐らく原爆症だったのでしょう。
そして私が広島に転勤したときも、最初はまったく気付きませんでしたが、社員と打ち解けていくにつれ、そのご家族にガンで亡くなった人が多いことを知りました。
正直心が痛みましたね。
だからガンという病気には少し嫌な思い出があります。
でもその宗像久男さんは「ガンは簡単に治せる」と言っているのです。
ガン利権(治せるガンをわざと治さずお金を儲けること)という言葉も聞いた事がある私はその動画に聞き入りました。
その宗像久男さんは、ブドウ糖はガンの餌だから摂取してはいけないと言っていました。
昔の日本にはがん患者はほとんどいなかったそうです。
昔の日本にはアイスクリームもチョコレートも苺のショートケーキもシュークリームもありません。
ゆえにがん細胞の餌であるブドウ糖が無いわけです。
その宗像久男さんはさらに言いました。
玄米を食べなさいと。
昔の日本人はもっとパワフルだった。それは玄米を食べていたから。
さらに宗像さんは、女性が米俵を3つ担ぐ写真を見せ、昔の日本人が今のオリンピックに出たら金メダル独占だと言うのです。
以前にも言いましたが、私は軍団長一の懐疑主義者なので、この話の全てを鵜呑みにする気はないのですが、ブドウ糖がガンの餌という話は信憑性があるなと思いました。
体温を上げる玄米食
ところで私の平常時体温は35.8℃です。
いわゆる典型的な低体温であり、男のくせにキンキンに冷え性です。
会社で仕事をするときもひざ掛けは欠かせません。
今はやっていませんが以前は会社のコンセントから電気を拝借して電気毛布を使っていたほどです。
ここにきて悪名高きニュータイプコロナウイルスがやってきました。
基本的に特効薬も治療薬もないので感染が発覚しても治療法は無し。
現状は免疫や自然治癒力に丸投げという医者もお手上げ状態らしいです。
となると低体温の私は超危険。
コロナにかかりやすいし、かかれば重症重篤まったなしです。わぁ怖い。
そこでなんとか基礎体温を上げたいと思って検索して出てきたのが「管理栄養士の圓尾和紀さん」の動画。
その人が35℃だった体温を37℃に上げた方法を動画にしていました。
37℃が平熱て・・
それ入国拒否になるレベルやろ。
でも体温が高いと免疫力が高いのは間違いないし、ウイルスとはいえ歯が立たないでしょう。
どうすれば体温を上げられるか、その人が伝えていた内容は2つ
- 玄米食に切り替えた
- ビタミン剤を摂取した
です。
また出ました玄米食。
今まで玄米の「げ」の字も聞かなかった私ですが、ここ数週間の間にこうも玄米絡みの話題が上がってくるものか。
これは神のお告げかもしれない。
(25kgは全部精米したけど)また玄米買って試してみるか。
そう思い始めました。
でも不味い・・・どうする。
ふたたび美味しんぼの知識
食のバイブルである漫画「美味しんぼ」をご存知でしょうか。
このブログでも何度か「美味しんぼ」ネタをご紹介しましたが今回も恩恵にあずかりました。
何巻か忘れましたが、玄米は農薬を使うから不味いのだと言っていたのを思い出したのですね。
これですね。登場人物は柔道部の人達ですが、部で決められた玄米食にウンザリしています。
内容は割愛しますが、いつもお決まりのパターンで
山岡四郎「無農薬だと玄米はこんなに美味しいんだよ、ドヤァ」
という結論に至るのです。
美味しんぼの世界はどんなに物事がこじれていても全て食べ物で解決する素晴らしい世界です。
会社の社長だろうと大金持ちだろうと政治家だろうと山岡四郎にかかればチョロイです。
なるほど。私が食べた米は農薬のせいで不味かったのかもしれない。
よし、無農薬玄米を試してみよう。
ということで調べてみました。
無農薬玄米を買いました
色々調べましたが、さすがは無農薬どれもこれもクソ高いです。
色々調べてみた結果ここの玄米を買いました。今回は楽天市場です。
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注文したらまもなく届きました。無農薬栽培米、特別栽培米と書いてあります。本当に農薬を使っていないかどうかは信じるしかありません。
混ぜ物なしの単一原料米コシヒカリです。
接写レンズで撮影しました。あまり玄米をまじまじ見たことはありませんが干からびた感じです。
おにぎらずにして食べてみると、ボソボソ食感は変わりませんが、前のに比べるとまだ食べていられる感じはします。
それから日に1回玄米食に置き換えました。
毎食玄米でも良かったのですが、あまり美味しくないですし、高価なので家計を圧迫します。
そしてビタミン剤
そして、さきほどご紹介した管理栄養士が言ってたビタミン剤もやることにしました。
その人がオススメするビタミン剤はこれ。オーガニックのビタミン剤です。
でもこれもクソ高いです。
1日3~6カプセルが目安らしいですが、3だとしても180カプセル入りなので60日分で9,000円です。
1日150円の計算です。
私のような小市民はDHCマルチビタミン徳用90日分788円でじゅうぶんです。
これなら1日8.75円。これぞ賢者の買い物ですね。
お金がある人ならオーガニックを選んでみてはいかがかと思います。
でも、それが本当に良いのかどうかは我々素人にはわかりませんし誰も担保してくれないので私は買いません。
玄米とビタミン剤の効果
結果発表の部でございます。
最初の数日はあんまり変わりませんでしたが、1週間経過して感じたことがあります。それは、
- お通じが凄く良くなりました。
- 体温が36℃前半をキープしています。
- 目覚めが良くなりました。
です。確かに効果があった気がします。
私の主観ですし個人差もありますのでご参考までに。
再度農薬入りを試してみる
無農薬玄米とはいえそんなに美味しいわけではなく、甘いわけでもないです。
もちろん白米の方が100倍美味しいですし、正直なぜ1週間も続いたのかいまだに謎です。
たぶん慣れだと思います。
慣れとなると別の思いが頭をもたげてしまうのです。
やっぱり無農薬じゃなくて良くね?
喉元過ぎれば熱さを忘れるというやつです。
人間は実に愚かな生き物です。←私です。
無農薬は極端に高いのでさすがに続けるのは覚悟が必要です。
そこでこれを西友で買いました。あきたこまちの玄米2kgです。これで900円だったと思います。かなり安いです。
安いといっても単一原料米のあきたこまち。無農薬より安いというだけで、福島米の25kg買いよりはかなり高いです。
粒はこんな感じです。農薬を使っているせいか形がキレイです。緑のコメは玄米ならよくある話らしいので無視して大丈夫です。
これはそのままご飯でいただきます。茶碗が青のせいか色味が微妙ですが見たまんまでございます。
玄米とは、薄皮で覆っている白米という表現が適当でしょう。薄皮を剥いた剥いてないミカンくらいの食感の差があります。
さて農薬玄米vs無農薬玄米の勝敗ですが・・・
結果はドローです。
つまり、
味はかわりません。
です。 私の主観です。
農薬入りだからエグイとかそういうものはありませんでした。
両方とも美味しいものではないです。
でも慣れたせいか今なら食べていられるレベルになったということです。
そして玄米はその歯ごたえゆえによく噛むので健康には良さそうです。
ネットで玄米の残留農薬について調べてみましたが、肯定的な意見と否定的な意見があります。
肯定的な意見には玄米の表皮にこそ農薬が残留するという意見。
否定的な意見には、そんなことを言えば日本の野菜は全て農薬に汚染されていることになるし、日本で流通されているものは厳しい基準をパスしているので大丈夫。
とのことでした。
とりあえずこのまましばらく続けてみようと思います。
今回の記事は以上になります。ご覧下さりありがとうございました!
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