今日は行徳にある「時遊人」というお店に行ってみようと思います。
行徳図書館の近くで食事をするならもってこいの場所にあるのだが、ちょっと入りにくく今まで敬遠していた。
これがその店「時遊人」です。一見すると普通の店に思えるかもしれないが、
店の外は張り紙がずらり。正直何がメインなのか、その自由すぎるレパートリーにツッコミどころ満載。外から店内が見えないのも怪しさを増長している。
そもそも客が店に入ったのを見たことがない。でも、頑張ってる感はすごいです。
この場所は以前「焼肉栄2号店」で、その前はスナックだったのでご覧のような閉鎖的な作りなんですね。入りにくいけど、良い店だったら潰れたら勿体ないし。
良い店だったら・・というのはユニディに行く途中にこんな隠れ家的な小料理屋調なお店があったのだが、その移転かもしれないというのが気になっている理由。良い雰囲気ですよね。
店に入ると、店内は以外にも満席。奥の広間っぽい席があったのでそちらに通された。繁盛しているようでホッとしました。
しばらくメニューを見ていると、手前の席が空いたとのことなので、そちらに移動することに。
これが手前側の席。見た目は完全にスナック。いづれもボックス席で3つ。そして先ほど通された広間っぽい座敷が3席かな。カウンターは無いので、お一人様は相席になるのかも。
店内もこんな感じ。張り紙すごすぎ。店主さんは努力家ですね。
火鉢があります。装飾かなと思ったらちゃんと炭火を入れてました。こだわりますね。
大画面テレビがあります。焼肉栄のときは無かったので、つけたのかも。
さて今日のオーダーは
私 忍者カレーうどん
嫁 ビーフストロガノフ
ケイ(息子) チキンカツカレー
にしました。メニューは全て定食らしく、茶碗蒸しとサラダがつくそうです。
店員さんは、スキンヘッドだけどすごく人が良い感じのおじさんと、見た目無愛想だけど接客丁寧なおじさんの2人でした。
なんかホームアローンの悪役コンビ、マーブとハリーを思い出します笑
おそらくスキンヘッドの人が店主さんでしょう。見た目はすごく優しそうです。
席を移動するとき、申し訳ないのでお冷とおしぼりを持って持って移動したのだが、新しいのを注いでくれたし、何かを持ってくるとき「失礼します」と言うし、きちんと接客ができている感じです。
茶碗蒸しとサラダです。茶碗蒸しの具は乾燥した桜エビとしいたけかな。熱々です。茶碗蒸しもサラダも普通に美味しいです。
嫁のビーフストロガノフが来ました。皿もデカくて結構量もそこそこありそうです。
本格的な感じがします。肉も厚みがあって食べ応え十分。サワークリームやレモンっぽい酸味は少なめでビーフシチューといった感じです。
これがケイちゃんのチキンカツカレー。これも巨大な皿でドンと来ました。チキンカツも1枚肉くらいありました。
なっ!なんだってー⁉︎2人の器より遥かにデカイ器が降臨。それが私が頼んだ忍者カレーうどん。
これはデカイな。なか家の比ではない。めちゃくちゃ重たい。こう見えて量もそこそこあります。
うどんはもっちりしこしこ。カレー出汁もとても美味しいです。少しピリ辛です。糸みたいなもじゃもじゃは乾燥した唐辛子のようです。熟成した辛味がします。
そしてこのレンゲのデカさ。これを見るだけでも来る価値はあるかも。器がデカすぎて付け合わせの高菜があるのに気がつかなかったほど。
なぜ忍者なのかというと、ご飯が隠れているんです。すなわち、これはカレーうどんライスなのです。まさに1度で2度美味しいです。
全部食べました。これくらい楽勝です。ぜひこの器でデカ盛りメニューを作って欲しいですね。
と思ったらケイちゃんがギブアップ。カレーが辛いそうだ。ここのカレーは本格的。かなり複雑な味がする。私はけっこう美味しいと思います。
私がケイちゃんのカレーを食べてると、店主さんらしきスキンヘッドのおじさんが、
「辛かったかい?」
と聞いてきてくれた。こういうお声がけは嬉しいですよね。
聞くと30種類のスパイスが入ってるとか、バナナやりんごを入れてるので、最初は甘く感じて後で辛いのがくるらしいです。ご自宅でもバナナやりんごを入れると味が引き立つと教えてくれました。おじさん良い人です。
カレーうどんとカレーライスを食べたのでわかりますが、それぞれとても美味しいですし、カレーライスのルーをうどんに使いまわしたりしてませんし、かなり気合いを入れて作っている感があります。
こういう努力系のお店は長く続けて欲しいですね。
外から店内が見えないので心配でしたが、この味とコスパなら引き続き繁盛すると思います。
みなさまもよろしかったらどうぞ。
記事は以上になります。ご覧くださりありがとうございました。