IT備忘録 エディタ

Vimエディタ 簡単な説明

投稿日:2019年7月16日 更新日:

Windowsではテキストファイルを編集するとき、メモ帳やTeraPadなどを使いますが、LinuxではVimというのを使います。

 

たかがテキストの編集だろと思ったら大間違い。

何も知らずにVimを触ったら保存することも終了することもできずに、ほぼ間違いなく死亡することをお約束します。

 

Linuxでサーバを扱おうと思うと色々ハードルはありますが、Vimの習得はその中の一つになります。

 

Vimの概要

Vimはテキスト編集ソフトです。

ファイルはindex.htmlやreadme.txtやhttpd.confなど色んなファイルがあります。それを開いて編集するためのソフトです。

Vim以外の普通のソフトは、

  • 文字を打つ → すぐ文字が打てる
  • カーソルの移動 → マウスやキーボードの矢印
  • 保存 → ファイルメニューから「名前をつけて保存」や「Ctrl」+「S」

ですが、そんなのはVimでは通用しません。常識が根底から覆ります。

 

モードの説明

Vimにはモードという仕組みがあります。

  • ノーマルモード
  • 挿入モード(インサートモード)
  • コマンドモード

の3つです。実際にはビジュアルモードというのもありますが、ここでは割愛します。

たかがテキストエディタのくせに難しくさせてるのはこのモードが原因です。

 

ノーマルモード

エディタを開いたときはノーマルモードからスタートします。

ノーマルモードでは、カーソルの移動や、文字の削除などが行えます。

カーソルの移動方法ですが、実に独特で、

  • カーソルを下に移動 → 「J」のキー
  • カーソルを上に移動 → 「K」のキー
  • カーソルを左に移動 → 「H」のキー
  • カーソルを右に移動 → 「L」のキー

になります。

ノーマルモードでは文字を打つことも、保存することも、終了することもできません。

ちなみに、文字の削除だけは「X」キーで出来ます。

 

挿入モード(インサートモード)

挿入モードでは、文字を打ったり消したりできます。

文字を入力するには挿入モードに切り替えなければいけません。

 

挿入モードへの切り替えは、ノーマルモードの状態から

  • 挿入モードへ移行(カーソルを前にたてる)  → 「I」キー
  • 挿入モードへ移行(カーソルを後ろにたてる) → 「A」キー

を押します。

エディタの左下に— 挿入 —という文字が表示されるので判るはずです。

 

挿入モードになれば普通のキーボードと同じように文字が打てます。

「半角/全角キー」でカナとアルファベットの切り替えられますし、BackSpaceやDeleteキーも使えます。普通のエディタと同じです。

文字の削除はノーマルモードから「X」と言いましたが、BackSpaceやDeleteでも大丈夫です。

 

でもカーソル移動はできません

カーソルの移動がしたい場合やはノーマルモードに戻らなければいけません。

 

ノーマルモードへ切り替えは、

  • ノーマルモードへ移行 → 「Esc」キー

を押します。

 

コマンドモード

コマンドモードはいろんなことが行えますが、一番大事なのは保存と終了です。

コマンドモードに移動するには、「:」セミコロンを押します。

 

するとエディタの左下に「:」が表示されます。

それがコマンドモードに切り替わった合図です。

 

終了は以下のようにします。

  • 保存して終了 → 「wq」を入力しエンターキー
  • 保存しないで終了 → 「q!」を入力しエンターキー

です。

 

注意点

最初はとにかく「J」「K」「H」「L」のカーソル移動とモードの切り替えを練習してください。

そして「:wq」の保存して終了と、「:q!」の保存しないで終了を繰り返しましょう。

 

やっているときに、あー分けわかんねぇーってなった時は、とにかく「Esc」キーでノーマルモードに戻り、「:q!」で保存しないで終了しましょう。

あと「かな」入力のときはノーマルモードでも終了とかカーソルの移動とかできませんので、「英数」入力に戻すようにしてください。

 

  • ノーマルモード→挿入モードは「I」か「A」
  • 挿入モード→ノーマルモードは「Esc」
  • ノーマルモード→コマンドモードは「:」
  • コマンドモード→ノーマルモードは「Esc数回」か「BackSpace」

挿入モード→コマンドモード、コマンドモードから挿入モードへは直接いけません。

誤解を恐れず言うと、すべてノーマルモードを経由する、ノーマルモードが基本と思ってください。

 

Vimを開く

Vimを開くには、

とします。既存ファイルがあればそのファイル名を、なければ指定したファイル名は新規ファイルの名前だと思ってください。

 

下記のようにコマンドを入力するとtest.txtというファイル名でvimが開きますので、一度上記の操作を試してみてください。

 

 

 

まとめ

Linuxとはなんて面倒くさいのだろうと思うかもしれませんが、

Vimにはさらに快速に操作できるすばらしい機能があり、エンジニアには手放せない人が多いそうです。

Vimを使う人をVimmer(ヴィマー)と言われます。私も一通り操作できますがヴィマーではありません。

 

もし気になる人は下記入門講座を受けてみてください。無料ですし、見るだけならIDも不要です。

ドットインストール Vim入門

尚、LinuxにはVim以外の従来通りのエディタを入れることもできますが、操作するLinuxに必ずしも使い易いエディタが入っているとは限りませんので、Linux管理者ならばVim操作は習得しておくべきというのが当然のようです。

 

 

わずかですが、コマンド集です。

Vimエディタ 備忘録

スポンサーリンク




スポンサーリンク




-IT備忘録, エディタ

執筆者:


comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

関連記事

ブート用に作ったUSBメモリの戻し方

USBメモリにCentOSを入れようとしてDD For Windowsを使って起動ディスクを作ったが、それをやっぱり普通に使いたいと戻したい場合は、GUIの画面から戻すことができない。(右クリックのフ …

【PHP】 WordPressで使ってる意味不明な

今実行しているコードのファイル名を取得

index.phpなら、c:\xampp\htdocs\index.phpとなる。 &nbsp …

JavaScript チェックボックスのオンオフ切り替え複数の親子を連動させる

親のチェックボックスをオンにすれば、複数ある子のチェックボックスがオンになり、オフにすればオフになる。 そんなコントロールは調べたらすぐ見つかったが、複数の親がある場合に悩んだので備忘録。 &nbsp …

AS400/IBMi サブファイルで入力後にカーソルを下に移動させる SFLCSRPRG

例えばサブファイルの入出力項目が5列あったとして、ユーザがタンタンとエンターキーでカーソルを飛ばして入力していくと、通常は次のカーソルは右に移動する。   これを下に移動させるには、DDSで …

AS400/IBMi QRYプログラムからSQL文を生成

あまり意味ないかもしれないけど、備忘録。 使用しているQRY/400の定義からSQL文を逆算して出力する方法。   まずSQLソースファイルを作る。逆算したSQL文を置く場所ですね。 CRT …

Adsense広告


文字で検索

人気記事

なぜだか人気記事

読んでほしい順に