早いもので広島から千葉に引っ越してから10年になります。
そこら辺の昔話は割愛させていただくとして、当時お世話になっていた散髪屋さんがあります。
隠す必要はありませんのでご紹介します。広島市安佐南区川内にあるカットハウスDOLさんです。
急な転勤のため突然のお別れになってしまいましたが、色々とお世話になったお店でした。
ここは高い技術と面白いマスターが名物なんですが、耳かきも最高に気持ちいいのです。
ジワリジワリとゆっくりと焦らすように掻く技術もそうですが、耳かき自体も非常に良い耳かきを使っています。
どんな「耳かき」かというと、文字では表現が難しいですが、丸みを帯びたΩの形状をしています。
左側でも右側でも奥側でも全方位で掻ける素晴らしいアールを描いた耳かきです。
聞くと、理容師だけが買えるお店から取り寄せているそう。
いいなぁ、いいなぁと言っているうちにプレゼントして頂けました。わーい!
その耳かきをずっとずっと愛用していましたが、もう手元にありません。
何かの拍子に紛失したのだと思います、最悪です・・。
形は覚えているので、事あるごとにAmazonや楽天、リアル店舗でも探していましたが、まったく見つかりません。
ちなみに言うと、一般的な耳かきはこういうのだと思います。これは全然ダメな例。タダでも要りません。
これはネットで見つけられる一番近いものですが、まだまだダメ。こんなもんじゃありません。
検索ワードは何だったか忘れましたが、ようやく見つけることができました。
翔庵工房さんの耳かきです。←リンク貼っときます
耳かきの作者ご自身も理容師をされているうえ、なんと場所が広島なのです。
DOLさんがここで買っていたかは定かではありませんが、同じ広島という符合は一致しました。
そして、HPに出ている耳かきの形状もまさにコレというモノでした。
速攻でポチリました。こんな感じで届きます。
開封するとこんな感じ。過度な梱包に見えますが、手作り耳かきなので当然ですね。
おお!まさにコレ!ではありませんが(同一ではない)、耳の形状はまさにコレです。
この柔らかなカーブ。手元以外はどこでも掻ける形状です。いや美しい、まさにコレです。
この品がある形状。まさに至高の耳かきです。これを求めてました。搔かなくてもわかります。間違いない。
背面は棘がささりそうな見ためですが、そんなことはなく、実に滑らかな仕上がりです。
ほんのわずか角度が急な気もしますが、許容範囲です。
持ち手はわざと節を残す仕上がりにしているそうです。DOLさんが使っていた耳かきはココが違うので、同品でないのは間違いなさそうです。
横から見た図です。適度な厚みがあり持った感じは極めて良好です。
何よりこの形状です。美しい・・ずっと見ていても飽きません。←見るくらいなら掻け
早速使ってみましたが、超きもちいいです・・
そこらへん耳かきなど、全部ゴミです。
真竹(ふつう)と黒竹(柔らかめ)とスス竹(硬め)の3種類あって、私はスス竹にしました。
まぁどれでも良かったのですが、HPに載せてた写真の形状が一番近かったのでそれにしました。
多分手作りなのでどれも一緒、いやどれも違うのかもですが、届いたお品物はバッチリでした。
強いて言うならば硬いかな。スス竹(硬め)なので、そこそこ強度あって硬いです。
後悔はしていませんが、形状が同じならば、黒竹(柔らかめ)を選ぶほうが良かったかも。
- 真竹(普通) 2,750円
- 黒竹(柔らかめ) 2,750円
- スス竹(硬め)3,300円
ブログ作成当時はこの価格でした。
回し者ではありませんので、ぜひお試しあれ。きもちいいですよー
プレゼントにもお勧めです。
といった感じで今回の記事は以上になります。
ご覧下さりありがとうございました。
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