いつも本ブログをご覧くださり誠にありがとうございます。
ときに先日ブログのコメント欄に
「私も美味しんぼは食のバイブルです」
というお言葉を頂きました。
以前記事にした「入山せんべい」の記事で美味しんぼに触れたことについてのコメントです。
美味しんぼは私も愛読しております。
私が料理をするようになったのもミスター味っ子と美味しんぼのおかげですから。
そういうコメントはとても嬉しいです。
しかたがありません。
美味しんぼが好きな人がいらっしゃるなら、今回もそのネタでやりましょう。
美味しんぼの21巻に、おかゆの話があるのですが覚えていらっしゃるでしょうか。
大量のカツオブシで出汁をとった餡をお粥にかけるという話しがあります。
ちょっと漫画を拝借します。美味しんぼは100巻くらいまでですがちゃんと持っていますのでお許しを。上等のカツオブシを使ってウソォ!ヤメテェ!と叫ぶほどの量でダシを取るのです。
それをお粥にかけて食べるそうです。局長がさりげなくパックの削り節をディスっています。
漫画の中で、山岡士郎は「カツオブシの旨味の粋」とまで言っています。
これはもう作るしかありませんよね。
幸いカツオブシは日本橋のそばよしさんに行った時のぶんがまだあります。
これがその時に買ったカツオブシですがまだまだまだまだあります。使い道がないのにブログ映えのために買ったのがバレバレですね。
出汁の取り方はめんつゆでお馴染みの「ヤマキ」のHPにありましたのでその通りにやります。まずお湯を沸かします。
沸いたら火を止めてカツオブシを入れます。
こんな感じです。2分くらい放置してカツオブシが沈んだらダシはOKです。火は止めたままです。
しかし、ウソォ!ヤメテェ!と叫ぶほどの量なので、まだまだ入れます(笑)
さらにどっさり行きます。これならウソォ!ヤメテェ!と読者のみなさんも叫んでくれるでしょう。
鍋に入らないのでこの辺で勘弁してあげます。菜箸で押し込みます。
うーん。水の量が少なすぎたかな。カツオブシに水分を持って行かれたら無くなってしまうのだが。
定刻になりましたので、濾していきます。ザル蕎麦のようにお湯を捨ててしまいそうになりましたが、私の咄嗟の機転により救助されました笑
う・・美しい金色の液体。見事なだし汁です。なお、カツオブシに残った水分は雑味が出るので絞ってはいけません。
あとは美味しんぼの手順通り醤油で味を整えます。後でご飯にかけるので、ちょっと濃いめを目指して適当に入れます。ブチューを5回くらい入れました。
しぼりカスだッ!フフフフフフフハフハハハ(byジョジョの奇妙な冒険より)
スーパーで買ってきた吉野本葛でとろみをつけます。これを入れて加熱すると天津飯や中華丼のようなとろみがつきます。
知らない人のために説明しますが、まず水でよく溶かします。さきほどの白い固体を直で入れたら全てが台無しです。
火で加熱しながら流し入れて混ぜるととろみが出ます。少し温度が高くないとダメなので中火くらいで加熱します。
本当はおかゆなのですが、無いのでご飯にしました。左にコップがありますが、餡はこれくらいの量できました。
味は・・うーん?なんか物足りないかな。カツオの味はとても濃いのですが味が薄いというか。醤油が少なかったかな?
でも醤油を入れすぎるとクドくなりそう。
やっぱりお粥に入れて、カツオブシの風味と旨味、アッサリとした味わいを楽しむのがいいのかもです。
もともと京料理って味が薄いものなのでこれで良いと思います。
以外に簡単にできますので、試してみてはいかがでしょうか。
そばよしのカツオブシ舐めてました。全然減りません。美味しかったのでまたやろうと思います。
記事は以上になります。ご覧くださりありがとうございました!
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