今日は9月1日(土)でございます。
もう夏休みも終わりですね。
今年のお盆は嫁の実家(岡山県真備町)が震災にあったため帰省できず、猛暑も酷かったため自宅で過ごしがちでした。
私はともかく子供達が気の毒なので今日くらいは、どこか連れて行ってやろうと思いました。
といっても行けるのは息子のケイちゃんだけ。
嫁は学校の役員のお仕事、娘のメグちゃんは毎日部活なのです。
行こうと思ったのは最近話題のVR新宿。
VRとはバーチャルリアリティーの略でございます。
VRを説明すると用途が多彩なので説明は難しいのですが、率直に言うとゲームセンターです。
たご覧のようなゴーグルをつけて360℃ゲームの世界を見渡せるリアル感があります。
混雑で入れなかったら嫌なので、いちおう前日にネットで予約しました。
予約には会員登録が必要で、チケット購入はクレジットカードが必要です。面倒だけどそれくらい我慢しましょう。今をときめくVR様だからね。
購入するとQRコードがついたメールが自分のアドレスに飛んできます。
そのメールを現地で見せたら正式なチケットをくれるみたいです。
そして現地に到着。やっぱり新宿は遠いですね。バンダイナムコの施設なんですね。
チケットはこんな感じです。入場券が800円。1回遊ぶごとにだいたい1,200円かかります。
1ゲームの遊び時間がどれくらいなのかにもよりますが、かなり高いですね。
私はVR体験4回のチケットを買ったので、4,400円-800円(入場料)=3,600円 ÷ 4回 = 900円の計算。
1ゲーム900円になりますが、普通のゲームセンターだったら9回遊べます。
今は土曜日の昼前だけどチケットはガンガン売ってます。予約しなくてもよかったかも。ちなみに時間が分かれてますが、滞在時間は決まっていません。混雑や入場制限のため、入場時間だけ決まってるみたい。ちなみに我々は11:00です。
待ち時間の掲示がありました。もう11:00ですが、ディズニーとは比べ物にならないほどガラガラです。
受付の人にメールのQRコードを見ると、案内の紙と入場券とアクティビティのチケットをくれました。私とケイちゃんの2人なので8枚です。
入るとすぐイベント広場があります。場内はちょっと暗めですね。デカい液晶モニタと光る階段があります。
ど真ん中に光るツリー状のオブジェがあります。とりあえずもらった案内を見ましょう。
フロアは1階と2階ですね。食べるところもあります。アクティビティの数は(現時点で)17個。
並ばず遊べる制度もあるようですが、ディズニーのファストパスのような制度ではなく、金が物を言うUSJスタイルでした。
とりあえずケイちゃんがマリオカートをやりたいそうなので2階へ行きましょう。
ちなみにマリカーは大人気らしく、2階だけでなく1階にもありました。
2階に上がると釣りのアクティビティがありました。なんか不気味ですね。他人にやってるところを見せない方がいいのではと思います。
マリカーがありました。数人しか並んでないように見えますが、別に待合スペースがあるほど人気です。
マリカーVRの本体。なかなかカッコいいです。しかしVRゴーグルとヘッドホンが無ければ、普通のゲーセンで100円なのだが。
ゴーグルやヘッドフォンをセットするのに人が付きっ切りになっていました。なるほどだから人件費分の費用ぶんお高くなっちゃうのですね。
私もやりましたがマリカーは結構面白かったです。
ジャンプして高いところから落ちるところとかスリルたっぷりで少し怖いくらい。
映像でお伝えできないのが残念。
空いていたせいか待ち時間は20分くらい、プレイ時間は5分程度。
次は何にしましょう。マリカー1つ終わらせた時点で待ち時間はこんな感じ。まだ余裕ですね。
次にケイちゃんがやりたいと言ったのがコレ。スキーロデオ。スキーで滑り降りるアクティビティです。
しかし並んでいる人は誰もいない。
待ち時間はゼロです。
受付に行くと、係の人が
係の人「このアクティビティは2分で終わるのですが大丈夫ですか?」
だそうです。
色々フランクに説明してくれましたが、
これは面白くないから別のに行った方がいいよ・・
というのがひしひし伝わってきました笑
でもそんな忠告を聞くケイちゃんではない。レッツトライ。足を載せるところがスキー板っぽくなっています。
下のモニタに見ている映像が映ります。ご覧の雪原の中制限時間2分で壁や障害物を避けてゴールまで辿り着けるかのゲーム。
聞いた話、ゴールまで辿り着いた人はほとんどいないそうです。
壁とか木などの障害物に当たったらアウト。
バシュウーーーー!
画面が白くなって5秒近くフリーズする。
またすぐ障害物に当たってフリーズ5秒。
これで制限時間2分。
ここまで酷いクソゲーはディスクシステムにあった「暗黒要塞レリクス」以来です。
次は私のやりたいやつ。高所恐怖SHOW。私はいわゆるカイジの鉄骨渡りに憧れているのです。嫌がるケイちゃんを無理やり連れて行きます(笑)
超高層ビルから飛び出した木の板にいる猫ちゃん(=^・^=)を救出するゲームです。黒いのが猫ちゃんです。
VRゴーグルとヘッドフォンをつけて渡ります。見えている映像は高層ビルの頂上です。
念のため転落防止用のワイヤーをつけられ、お姉さんが付きっきりで持ってくれます。
頑張れケイちゃん。ネコちゃんは目前だ。
もちろん映像にもネコが写っているけど、現物との距離に若干差があるので、うまく掴めなくてアレっ?ってなります。
おっと危ない。現実の板の幅は広いですが、バーチャル側の板は狭いので結構怖いです。
無事救出できました。
このアクティビティ、出来は悪くないのですがだが、待ち時間に自分が実際にやることを認識できてしまうのが最大の欠点ですね。
要するに完全にネタバレしてしまいます。
できればアクティビティは隠匿したほうがより面白そうです。
高所恐怖SHOW、プレイ時間は実質5分程度。内容はまぁまぁ面白いです。
皆、退屈な日常に飽き飽きしているのでしょうね。
スリルは求めるが危険は要らない。
だからVRが求められるということだと思います。
現在の待ち時間です。だいぶ偏ってきました。ドラゴンボールのかめはめ波は待ち時間ずっと0分です。
次は何にしようかと見ていたら、またケイちゃんがつまらなさそうなのに行きそうな雰囲気。
待ち時間が多いものは面白い。
待ち時間が少ないものは面白くない。
そんなことは世の中の原理原則だが、子供には解らないのです。
なので係員さんに聞いてみました。
私「ここに来たら、やっておいた方がいいというオススメのアクティビティってどれですか?」
係員さん「四大アクティビティと言われているのがあるのですが・・・」
それがこれ
- 極限度胸試し – ハネチャリ
- マリオカートアーケード – ブランプリVR
- エヴァンゲリオンVR – The 魂の座:暴走
- ホラー実体験室 – 脱出病棟Ω(オメガ)
特にハネチャリがVRを実感しやすいのでオススメだそうです。
それは良いことを聞ききました。
ということでハネチャリに来ました。この絵だけで面白そうですよね。実際の映像もまさにこんな感じです。
ただし身長制限があります。一番面白いハネチャリが一番ハードル高いなんて困ります。大丈夫かケイちゃん!?
と思ったら、ケイちゃんは約151cmでクリア。
ギリギリセーフでした!
操作方法で、ペダルを漕ぐと上昇、漕がないと落ちる。
ハンドルを前に倒すと前進、引くとブレーキです。
マップです。①がスタート⑨がゴールです。左が初心者、右が上級者コース。
ちなみに上級者コースを選択するには、始まったらコース内で右にハンドルを切ればいいそうです。
後はご覧の通りに取り乱します。漕がないと落ちるもんだから皆さん必死です。
木製のボロボロのハネチャリで、山や谷や洞窟などを潜り抜けて、天空の城へ駆けて行くという設定です。
ボロボロと言う設定だけあって、操作性に若干の難があります。
ハネチャリ、プレイ時間は約5分~7分程度です。
さて昼飯にしましょう。外に出てもいいらしいですが、せっかくなのでココで食べます。
メニューはそんなに種類はありません。
ハンバーガー、カレー、スパの3種の神器がベース。
さて、今日のオーダーは
タルタルフィッシュバーガーセット 1,598円
ぱくぱくパックマンカレー 1,382円
Sポテトコンボ 540円
です。
結構高いですが仕方ありません。
ケイちゃんのぱくぱくパックマンカレー。カレーの黒と茶は色が違うだけで同じカレー。白や青い目玉はマヨネーズやチーズです。
私のタルタルフィッシュバーガー。そこそこ食いでがあって美味しいです。頼んでよかったかも。
現在は昼の14:00頃です。60分や90分待ちが目立ち、そろそろ佳境に入ってきた感があります。相変わらず人気不人気の差が激しいです。
4大アクティビティーの1つ、脱出病棟オメガ。これはケイちゃんが怖いらしいのでパス。俺はこういうのがやりたいけど、今日は子供に合わせましょう。
最後は4大アクティビティの1つ、エヴァンゲリオン。とても優しいお兄さん達が同乗してくれました。ありがとうございます。
エヴァンゲリオン、ケイちゃん曰く、普通に難しい・・だそうです。
最初ですし、説明を聞いていきなり戦闘機でプレイなんて難しいと思います。
プレイ時間は約5分程度。
お土産屋さんがありました。あまり人は入っていない感じがします。
Tシャツとかぬいぐるみとか売ってます。私はお土産物に興味はないのでスルーしました。
結局ケイちゃんは4回じゃ足りなかったので、追加で2チケットほど購入してある程度VRを満喫できました。
といった感じです。
VRって商売はなかなか難しいですね。
待ち行列を管理する人が必要だし、ゴーグルを着脱する人は1台につき最低1人は必要なので人件費が莫大かかる。
マリオカートなど普通のゲーセンなら100円なのに、ココだと最低900円はかかるのもそういう理由のようです。
新宿駅そばという最高の立地のわりに微妙な混雑具合なのは、VRの難しさを物語っている感じがしました。
とはいえ、VRの可能性は未知数なので、これから頑張ってほしいと思います。
記事は以上になります。
ご覧くださりありがとうございました。
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