今回も行徳にあるステーキ屋さんについての記事になります。
今回訪問させて頂いたお店は「ステーキ屋たかはし」さんです。
場所は行徳駅から少し南下したところにあります。
実はこのお店は私が通っている「歯医者さん」から教えてもらいました。
その先生は比較的安いとおっしゃられるのですが、そうは見えないのです。
そのお店は私も存じ上げているのですが、いかにも高そうな外観なので今まで敬遠しておりました。
医者の「比較的安い」ほど恐ろしいものはない。
そう思うのですが、肉にうるさそうな先生が熱く語られていたので行ってみることにしました。
大人気店なら座れないかもしれないので、念のため予約をしました。
金曜日の夕方に電話して、土曜日の夜で予約しました。
電話をすると男性の方が対応してくれましたが、物腰が低くて丁寧な喋り口調だったのを覚えています。
これが外観です。いかにも隠れた名店のような雰囲気。まるで庵のようなお店です。
ステーキ屋たかはしの看板です。木々が生い茂っていて和のテイストを感じます。
この上品なたたずまい。これ私たちのような庶民が入っても大丈夫な店なのか?と思います。
お店に入ると女性スタッフの方が出迎えてくれました。
女性スタッフの方もシェフが着るような正装をしていたので、やはり高級店なんだなと感じました。
予約したものですと伝えると、予約札が置かれた席に案内されましたが、どこでもいいですよと柔軟な対応。
女性2名の方はとても気さくで感じのいい方です。
高級店にありがちな横柄な態度はなく、ご来店ありがとうございますという感謝の気持ちが態度に表れ、とても気持ちのいい接客でした。
店内はこんな雰囲気。明るくてとても居心地が良さそうなお店です。左にいらっしゃるのがシェフです。
一流店の雰囲気ですが、なんか家庭的な落ち着きも感じますね。
高そうなダイニングテーブルとチェア。木製は温かみがあっていいですね。
久しぶりに箸置きを見ました。今の子供達は箸置きなんて知らないだろうな。
メニューです。月と火が定休日。18:00〜21:00が営業時間。ランチ営業は無いみたいです。
和牛ステーキ。これくらいはするだろうなと思う額を若干超えている感じはある。
歯医者さんが言っていたグラム単位で選べる様子はありません。
たとえ選べたとしても400gも頼もうものなら、一気に財布の中身が空になってしまうので止めておこう。
特選と書いていますが、特選でない和牛はメニューにないので和牛は全部特選のようです。
こちらはオーストラリア産。ウチら庶民にはこれくらいの額が精いっぱいな気がする。写真から切れているハンバーグは1,800円です。
おつまみのメニュー。ステーキの値段を見た後だからか不思議に安いと感じてしまう。慣れとは怖いものです。
ドリンクメニューです。清酒とビールとお茶とジンジャエールだけ。なんか寂しいな。
と思ったらワインは結構品揃えがあるようです。さすがステーキ店ですね。
今日のオーダーは、
俺 和牛200gサーロインステーキ(レア)4,800円
嫁 和牛200gシャリアピンステーキ(ウェルダン)5,000円
メグ オーストラリア産200gサーロインステーキ(ウェルダン)2,700円
ケイ オーストラリア産200gサーロインステーキ(ウェルダン)2,700円
です。
それと大人はビールとホタテのマリネをオーダー。
メグちゃんにはウーロン茶、ケイちゃんにはジンジャエールを頼んであげました。
ビールは生はなく瓶のようです。
「一番搾り」と「サッポロ」がありましたが、嫁の希望により一番搾りをチョイス。
Wikiで調べたところシャリアピンステーキとは牛肉を使ったマリネステーキのことらしいです。
一番搾りで乾杯です。小ぶりなグラスでいい感じです。
メグが頼んだウーロン茶はピッチャーで出てきてビックリしました。
チーズが出てきました。サービスか突き出しかよく解りませんが子供達の分もありました。
ホタテのマリネです。玉ねぎ・トマト・キウイ・ホタテ・レモン。フルーツを入れるところが洒落ていますね。
きゅうりのぬか漬けが出てきました。大きくて美味しく子供達にも大人気。家庭的だなぁ。
これがメグとケイが頼んだオーストラリア産200gステーキです。付け合わせは人参のグラッセ・ブロッコリー・いんげんです。
お箸だけで食べられるようにお肉はカットして出てくるようです。美味しそうです。
写真がピンボケですみません。嫁が頼んだ和牛200gシャリアピンステーキです。ソースがかかっています。
最後に私の和牛200gサーロインステーキの登場。私は塩でいただきたいのでソースが無くて正解。
私のステーキには大根おろしとワサビ醤油がついてきました。
200gだと少ないかなと思いましたが、こうみると結構ある感じです。
人参のグラッセは私の大好物です。自分で作ることもあります。付け合わせもすべて美味しいです。
特にマヨネーズが美味しいですね。滑らかさが違いますね。野菜の味が引き立ちます。
肝心のお肉ですが実家で食べるステーキそのままの味でした。いかに親が私に愛情を注いでくれていたかが解った気がします。
お店の雰囲気といい味といい、ご飯と味噌汁という組み合わせといい、使っているお皿といい、例えるなら実家に帰ったとき母が久しぶりに逢った息子のためにふるまってくれるご馳走といった感じ。
本当にそんな温かい感じがしました。
それと牛肉本来の香りと味がしました。
ファミレスはもちろんステーキチェーン店ではけして味わえない本物の牛肉の風味。
違いは焼き加減と思います。
きちんと中まで熱が通った上でのレアに仕上げられていて、これがシェフの腕なんだと感じました。
シャリアピンステーキはソースがこってり重たいので、肉を味わいたいのなら避けた方がいいかもしれません。
もちろんそれを知って頼むのであればいいと思います。
お会計は上記のオーダーで1万6千円ほど。
医者の比較的安いは当てにならないことを思い知らされましたが、焼肉屋でガッツリ食べればそれくらいにはなると思います。
何かのお祝い事や、自分へのご褒美の日や、たまには本物の牛肉が食べたい時には行ってみてはいかがでしょうか。
帰りにブックオフに寄ったのですが、私たち4人の身体からはいかにも高級なステーキを食べましたというオーラ(香り)が漂っているので、ちょっと嫌味だなと思いました。
といった感じで記事は以上になります。
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