【閉店】妙典の誇り ありがとう 中国ラーメン 華風伝

食べ物のこと

おいおい、どうしたどうした?

なにやら凄い行列ができています。

そうです、妙典民なら0歳児からお世話になる、誰でも知っている街中華のお店、華風伝さんのことです。

その間違いのない美味しさゆえに、デフォルトで混んでいるのは当たり前ですが、最近やたらめったら混んでるんですよね、いったいぜんたいどうしちゃったのでしょう。

インスタかブログで紹介されたのか、まさかのテレビ取材でも受けたのか。

繁盛しているのはなにより、長く続けてほしいですね。

と思いながら2週間が経過。

仕事をしていると嫁からLINEが入りました。

嫁「妙典駅のそばの華風伝、六月いっぱいで閉めるらしいよー。人手不足が原因らしいよ」

いやいやいやいや、それは勘弁してほしいぞ。

最近UNIQLOが閉店になって残念に思っていた矢先にこの訃報。

私は借家なので大丈夫ですが、ぶっちゃけ妙典の地価が2割下がりますよ。

もう妙典にはイオンと江戸川しか残りません。←冗談です

ということなので、とりあえず週末にでも行ってみるかということになりました。

嫁にその噂を教えてくれた人曰く、あまりに混雑するせいか11:00開店のところを10:30頃から開けていて、10:30に並んで食べれたのが12:30過ぎとのこと。

ふーむ、これは一筋縄ではいかないな。

あそこは4席のテーブルが3つ、2席のテーブルが2つ、カウンターが約10席程度だったはず。

席数が26なら、朝早く並べば角っこの美容院手前くらいまでは初回のターンで入れるはず。

10:30開店ならば9:30頃に着けばいけるか・・・。

しかし日曜日はさらに行列ができるかも、いやまて子供達を早くに叩き起こすのも忍びない・・。

そういう算段の結果、9:30に到着することにしました。するとこのザマです。おいおい、君らこんな時間から何ラーを食う気なん?

朝ラーといえば「業スー」近くにラーメンショップがありますけどね。

これは私としたことが、妙典民の華風伝愛を侮っていたかもしれません。

しかし26席あるならこの人数だとギリ初回ターンに滑り込みできそう‥‥

そう算段しながら炎天下の中をひたすら待ちます。

炎天下の中をひたすら待ちます。

大切なことなので2回言いました。

6月中旬なのに燦燦と照りつく太陽、今日は風が涼しいので気持ちいいですが、7月末閉店だったら熱中症患者がでること間違いなし、6月で正解です。

皆さまも並ばれるときは日焼け止め、日傘、帽子、飲み物、折り畳みの椅子などを用意されたほうがよろしいかと存じます。

後ろには長蛇の列ができており、メガネスーパーの手前まで人が並んでいます。

今日は日曜なので下手すればイオンまで並ぶんじゃね?(^◇^)←他人事

と思っていましたが、さすがにメガネスーパー以上は並ばないようです。

いくら美味しいラーメンとはいえ、待ち時間と得られる結果が釣り合わないですよね。

開店すればどっと列が進むはず、もう少しの我慢と思っていると10:50頃に列が動きました。

少し予定が狂いましたがようやく開戦、やっと一日が始まりました!

もうじきこの看板も見れなくなるのか。なんか寂しいですねと思いながら歩みを進めます。

ところが、ここの自販機のところでストップ。

店の中にはお客さんで満席、初回ターンが終了してしまいました。残念です。

うん?そういえば中の長椅子の待ちスペースを考えるともう少し行けたのでは?

と後で気付いたのですが、いるんですよ、後から割り込んでくる人が。

ディズニーや花見の場所取りならそこまで影響ないですが、こっちの待ち時間を大幅に左右させる場合は、割り込みや場所取りはマジで勘弁してほしいです。

もしあなたが僕の後ろに並んでいて、いよいよ次の次が私の番、ようやく中に入れるかとワクワクしているときに、私の家族が10人ほど「並んでくれてありがとね♪」って割り込んだら怒りますよね?

1時間前ならともかく、入店寸前のところでドカドカ割り込んでくるの、マジでイラっとしました。

本当はこんな厭味なことを書きたくないのですが、おそらく並びながらこの記事を読んで下さる方がいたら同じ感情を感じると思ったので、あえて書かせていただきました。

そういうことなので、思った以上に待つことになると思いますが、気温が異常に高いとき、体調が思わしくないときは一旦引くことも大事です。

体調を崩しては元も子もありませんので。

店頭に張り紙がしてありました。閉店という噂もにわかには信じられませんでしたが、本当に閉店するんですね。23年間、本当におつかれさまでした。

席に通されたのが12:40なので、約3時間待ちでようやく席に着くことができました。

最後なので全ページ撮っておきます。ラーメンメニューの左側です。

ラーメンメニューの右側です。下にチャーハンがあります。

餃子や小籠包などの点心メニューと、チャーシューやパーコーなどの単品メニュー。

アルコールやソフトドリンクなどの飲み物メニューと杏仁豆腐です。

そういえば、私が最初に来たときに頼んだのは野菜ラーメンでした。

それ以降ずっと基本は野菜ラーメン、間違いのない味でした。

嫁は担々麺とスーラータン麵を交互に頼んでたっけ。

娘のメグと息子のケイはラーメンと炒飯が主だったかな。

あと、小籠包が美味しかったですね。中から熱い肉汁がジュワッと出る本物の小籠包。

杏仁豆腐を自作するほど好きな私ですが、ここの杏仁豆腐も好きな味でした。

美味しかったですよね、本当に。

さて、今日のオーダーは

私 ラージャン麺、炒飯

嫁 スーラータン麺+餃子セット(餃子、ご飯)

メグ チャーシュー麺

ケイ 担々麺+餃子セット(餃子、ご飯)

にしました。

実は私が炒飯を単品で頼むのは今回が初めてです。

子供が頼んだのを少し貰って食べたことがありましたが、やはり一度は本気で向き合わねばならないと思いまして。

他にも食べておきたいものがありましたが、満腹すぎるので諦めました。

長蛇の列と炎天で外は大変なことになっていましたが、中は思ったより落ち着いていました。

店員さんがてんやわんやすることもなく、まったくいつも通りな平和な感じなので、オーダーは遠慮なく頼んでよさそうです。

もっとも、店員さんは食事をとる暇もないと思いますが・・・。

嫁のスーラータン麺がきました。なるほど、最後はスーラータン麺で〆るわけですか。

酸っぱ辛いけど優しい味と風味が特徴と言えるでしょう。伸びた感じの麺の食感がまた美味しい。

メグちゃん(娘)のチャーシュー麺です。子供達はいつも炒飯ばかりでしたが、いつの間にかチャーシュー麺を食べるまでに成長したようです。

あれほど辛いのが苦手だった息子のケイちゃんは担々麺。育てていただいた華風伝に感謝。味は言わなくても、もうわかりますね!

私のラージャン麺です。以前食べたとき美味しかったので最後もこれにしました。

奈良の彩華ラーメンが好きな私はジャンスープが身体と心に沁みます。美味しくてスープばかり飲んでしまう。ズルズル・・

そしてこの麺の食感と風味がいいですね。この味・・。野菜ラーメンは何処かで食べられる味かもしれませんが、ラージャン麺はもう二度と逢えないかもしれません。

当然ご飯にも合います。麺をご飯の上に載せてかき込むとご飯がスープで真っ赤になりますが、そんなの関係ねえ、ですよね。嗚呼・・美味しいです!

底が平べったい形状で焼かれた餃子はカリっとして一口サイズ。具のバランスがいいですね。

待望の炒飯がきました。厨房でガシュガシュと炒めてる姿を見ると食べたくなりますよね。

あー、うまい!なんだろうなこの風味は。焼きの香ばしさと独特の風味。五香紛のような?最近私も自力で炒飯を作るようになったのですが瞬殺で脱帽。少しみんなにシェアしました。

先に食べ終えたメグちゃんが油集めをしていました。お箸を使って油の玉をまとめる作業です。←特に意味はありません

ご覧のように油をつなげて喜んでいました。味覚は若干大人になったようですが、この幼稚な癖は小学生のころから変わりません。

お会計は5千円チョイだったと思います。美味しゅうございました。ありがとうございました。

お会計を済ませる皆さんが「ご馳走さまでした」とお礼を言う姿が印象的でした。

お店の人が親切丁寧ならお客さんもまた然りですね。

店を出ると13:30で行列はご覧の通りでした。メガネスーパーよりは手前でしたが、割り込みの可能性や進み具合で予測するならば、この最後尾に並べばほぼ晩飯になるかもしれません。

しかし疲れました・・。

結局並び初めから食べ終わりまで4時間もかかりました。

ここまで準備万端で行ったのになぜ?

疲労回復時間を合わせると実質丸一日行事だった気がします。

特に娘のメグちゃんは貴重な休みだったので申し訳なかったですが、ウチのメグちゃんはこの行列を見て、「華風伝がいかに愛されているかがわかった」と。

まさにその通り、収穫はあったと思います。

長い間おつかれさまでした。またの再会をお待ち申し上げております。

といった感じで今回の記事は以上になります。

ご覧下さりありがとうございました。

コメント

  1. 秋田縫 より:

    通りすがりのものです。
    つい半年前まで、妙典に3年ほど住んておりました。

    住んでいる間、このお店には何度通ったことか。

    旅すがら立ち寄ったのですが、まさかの閉店。胸がキュッと締め付けられました。

    野菜ラーメンと煮豚飯のセット、もう一度食べたかった……。

    • kouji より:

      コメントありがとうございます。
      ここまで愛されるお店はなかなか無いですよね。

  2. […] 出典元:なんで勉強するの […]

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