今回はパソコンのセキュリティソフトについての話です。これまた自己責任でお願いします。
しかもこれは聞いた話を記事にしているだけなので、真偽は確認しておりません。
私のいる会社
私のいる会社は大のトレンドマイクロ好きで、ウイルスバスターのコーポレートエディションを使用しています。
オンプレで管理サーバを置いて、クライアントPCにウイルスバスターのクライアントソフトを入れてそのサーバの管理下におく。
もちろん勝手にアンインストールできないようにガチガチにする。
プロキシサーバっぽい役割もするのか、ネットを見るときは全PCがそのサーバを通って通信する。
ネットの閲覧制限もできるので、不正なソフトのインストールを防ぐため、窓の杜とかVectorなどの類は制限してる。
そういえば、仕事中に株をやってる奴がいたので、そのサイトを制限したこともあったなあ。
ウイルスバスターの効果
不正なメールを受け取ったら画面の右下に警告のアラートが出るので、水際で感染を防いでくれてたみたいだけど、以前騒動があったランサムウェアにはバッチリ感染しました。
パソコンが1台暗号化されて完璧にお釈迦になって、さらにネットワーク感染して、他のPCの一部フォルダも暗号化されました。
ウイルスバスターさん、本当にありがとうございました。
しかも、毎日のお昼に勝手にPC内をスキャンするので、遅くて重たくて仕事にならない。みんなも遅いと不満たらたら。
ウイルスバスターコーポレートエディションはウインドウズサーバを使うので、サーバも必要だし、サーバOSも必要だし、1個数千円するCALをPC全台に買わないといけないので大変。
しかもマイクロソフトからちょくちょくCALの状況を確認すべく、わざわざ電話してくるんだ。ウザすぎでしょ。
サーバ更新時期を迎える
このたびウインドウズサーバのサポート満了時期を迎えるので、サーバ・サーバOS・ウィルスバスター・CALを一式買うとか言ってるので、ちょっと調べてみた。
するとLinuxサーバで動くESETというセキュリティソフトを、俺の嫌いなキャノンが作っているらしい。
嫌いだけどCALもサーバOSも保守も要らなくなるのでと会社に提案するも、ウイルスバスターラブ♥だから相手にもされない。
とあるベンダさん来訪
そのベンダさんは、その更新機材を一式購入する予定の会社。
でもその人は営業マンではなくSEさん。別件でお越しになった。
たまたまセキュリティ関係の話に移ったときに、その人がこう切り出した。
「今はWindows Defenderの方が優れているかもしれませんよ」
なん・・だと・・・
WindowsDefenderとはWindowsに付属している無料のセキュリティソフトのこと。
その人曰く、
- マイクロソフトはここ近年でセキュリティ会社を買収しまくってDefenderの能力を各段に上げた。
- Windows7のDefenderは性能も悪く、評判も悪かったが、Windows10のDefenderは全くの別物。
- 私が知ってる企業さんも続々とDefenderに切り替えている。
- もはやDefenderはそこらのセキュリティソフトを超えているかもしれない。
と心苦しそうに話してくれる。
心苦しいとは、ウチがウイルスバスター一式を買おうとしていることを知っているからだ。
さらに、ウイルス対策ソフトを入れるとDefenderを殺してしまうので、もったいないらしい。
「Macなどもウイルス対策ソフトを入れると逆にセキュリティが下がると聞いたことがありますが、それと一緒ですか?」と聞くと、まさにその通りらしい。
その話を聞いて我々は唖然とした。
まさか、ウチがサーバやらを一式買おうとしている会社の人間からそんな話を聞けるとは。
向こうにとってデメリットでしかない話をするくらいだから、それは本当の話なんだろうし、それを発信することに何か使命感を感じていたのかもしれない。
ただし、監視ができないそうだ。
管理画面で全台のPCのウィルス感染状況とかを確認するなどの、ウイルスバスターでは基本の機能が、Defenderには標準でなくて、有料だと1台あたり数千円かかるらしい。
試しに
にわかに信じがたいといった感じで、当然その場で結論らしきものは出なかった。
でも私は完璧に信じました。自社が儲かる話なのに、わざわざ伝えてくれるというのはよっぽどのことなんだろうと思いますね。
許可をもらって、試しに私のパソコンで試してみました。
私のPCに入っているウィルスバスターのクライアントソフトをアンインストールする。
すると即座にDefenderが動き始めました。今まで虐げていてゴメンねぇ(*_*;
その結果、現時点では全く問題なし。ウイルスバスターが走らないから快適そのもの。早い早い!最高です!
タスクスケジューラでスキャンを定期的に走らすこともできるそうなので、特に今まで通りで支障もなし。
しかもスキャンもまったく遅くならないし、勝手に裏でやってくれるから最高です。
ウイルスバスターの重たい・遅いスキャンからようやく解放されました。
結論
まだ結論は出てませんが、結局ウイルスバスターのクラウドってのにするみたい。
これならサーバも要らないし月額費用は高そうだけど、そこはなんとか抑えてもらうよう折衝中。
やっぱり監視をしないと気が済まないみたい。
でも、ウチはウチ、他所は他所ですよね。
もっと小規模な会社や、個人は市販のセキュリティ対策ソフトを使わず、Defenderを検討することも良いのかもしれません。
もちろん私の自宅はその数日以内に全台セキュリティソフトを抜きました。
もうそういう時代なのかもしれませんね。
何かあっても責任は取れませんが、ご参考になさってください。
ブログをご覧くださりありがとうございました。
コメント
初めまして。パソコンやSNSが超苦手なのを克服して普通に使える様になりたいセラピスト梶原英代です。今、3ヶ月前に買ったノートパソコンのセットアップをやっとやっていて、セキュリティーの所でwindowsだけで良かったんじゃないかな?(先日新しいパソコンを買う時に、古いパソコンを修理に出したのですが、そこのお兄さんが教えてくれた)と思って、その内容を探していました。
聞き違いじゃなかった、と安心出来ました。ウィルスバスターの設定はしないで設定します。
どうもありがとうございましたm(_ _)m
梶原さま
コメントありがとうございます。YouTubeで言っている人も
いたので間違いないと思います。私もWindows10は
セキュリティソフトはデフェンダーのみですが、
今でもなんともありません。
お役に立ててよかったです。
[…] Windows Defender があれば市販のセキュリティソフトはいらない … […]
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