少し前に、大阪堺市にある美佳味というお好み焼き屋さんの記事を書いたことがあります。
そう、私の地元には美佳味というそれは美味しいお好み焼き屋さんがあるのです。
私が子供のころ、ほんと小学生のころの話なのですが、近所にある噂が流れました。
「美佳味のお好み焼きは、シナモンが入ってるらしいで」
という噂。
本当かどうかは定かではありません。
ただ聞いたのは1人ではなく、複数人がそう言っていたので信憑性はあるのかも。
火のないところに煙は立たぬといいます。
ついにその謎を解き明かすときがきたということです。
はい、シナモンを買ってきました。これを混ぜてお好み焼きを作ってみようという試みです。
シナモンとは肉桂(ニッキ)と言われる粉状のもの。私は好きな香りですが言葉では表現できないので、気が向いたら嗅いでみて下さい。
やり方はまったく謎なので、とりあえず、お好み焼き粉に混ぜて水で溶いてみます。当然ながらシナモンのいい香りはします。
結構多めにシナモンを入れちゃったけど、とりあえずキャベツを放り込めばなんとかなるでしょう。ザックザック・・・。
うーん、ナイススメールです。もうこの時点で美味しそうです。←私だけ?
我が家はモダン焼きなので、最初に焼きそばを炒めます。味付けは塩コショウ少々とソースです。
返す係は息子のケイちゃんです。うまくいくかな〜???
せいのっ!!!
危なげながらも成功です。でかしたケイちゃん、褒めてつかわす。
いい感じに焼けたと思います。生地が香ばしいので、シナモンの香りはよく判らない感じ。
そして昔の美佳味にならって仕上げていきます。まずマヨネーズ・ケチャップ・辛子を乗せます。
そこに刷毛を使ってソースをグリグリ塗ります。これが美佳味流、いや我が家流なのです。
そこに削り粉、青のりの順に載せて完成です。今回削り粉は鰹節で代用しました。
お好み焼きにはやっぱりご飯ですよね。関西人はお好み焼きや焼きそばやラーメンと一緒にご飯を食べる珍しい人種なのです。
うん、めっちゃ上手いです。クンクンしてみると、確かにシナモンの香りがします。結構食欲が増してくるようないい香り。でも言われないと気が付かないな。
生地だけ食べてみると、より一層シナモンの香りが立ちます。
やっぱり隠し味、いや隠し香り的な感じに入れた方がいいかもです。
食べ始めてから、家族に聞いてみる。
私「いつものお好み焼きよりどう?」
みんな「なんか違うの?」
全然気づいてないらしい。
私「シナモンいれてみた」
みんな「あー」
みんな「言われると気になる・・」
だそうです。
一度試してみてはいかがでしょうか。
5フリくらい入れましたが、悪くないとは思います。
といった感じで今回の記事は以上になります。
ご覧くださりありがとうございました。
よろしければお好み焼きの動画です。あまりの巨大さにびびって半分に分割したバージョンですが、動画としてはほのぼの系でいい感じです。
こちらは勇気を出して頑張った全面返しバージョンです。よろしければご覧ください。
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