少し前に聞いた話ですが、東京の亀戸にキッチンDIVEという恐ろしくコスパの高い弁当屋さんがあるらしいのです。
噂に聞くと弁当が200円だとか、1kgの弁当が500円そこらだとか、3kgのスパゲティがあるとか・・・。
そういう話題満載のお店だからブログに載せてる人も多く、ネット上でも情報が盛りだくさんにある。
見てみると、そこに出てくる料理はどれもこれも冗談半分で作ったような、おぞましいものでした・・・。
それはもう見るだけでお腹いっぱいになりそうなものでしたが、満を持して行ってみることにしました。
実は私はデカ盛りフリークなのです。
JR亀戸駅、北口と東口がありますが、私は北口を出ました。そしてここをすぐ左に。
そしてガード下をくぐるように、南に向かいます。
そして大通りを左に曲がる。左手のブランド買取店が目印かも。この手前にも細い路地があるので間違えないようご注意を。
大通りを歩くこと50mくらいかな。左手に見えてきます。
キッチンダイブさんの看板。さぁ君も利根川先生のように、カツの海にダイブしてみないか?
中の様子はこんな感じです。小ぢんまりとしたお弁当屋さんですね。正面にレジと厨房が見えます。
まずは小手調べといったところでしょうか。正面には300円弁当がズラリと並んでいます。
おっ!これが名物1キロおにぎり。具材入りは500円で、塩味のみは350円。これだけは買って帰りたかったので残っていてよかった。
100円のおにぎり。コンビニのおにぎりより安いのに一回り大きい。ぜひこの大きさをコンビニの標準にしてほしいものです。
これが噂の1キロ弁当。税込みで599円。一見ちょっと大きめの弁当程度に見えるかもしれないが、ご飯は別盛りなのです。よく見るとおかずもパンパンに詰めていて、かなりのボリュームです。
これはメガ盛り弁当。ご飯は別ではありませんが、2倍量のご飯の上におかずがしこたま詰め込んであります。
これがお手軽の200円弁当。内容は西友の290円弁当と同じくらいの内容です。それにしても安い。
店内には電子レンジもあり、近くで働いている人や住んでいる人にも有難いです。
酒のおつまみになりそうな総菜類もほとんどが200円と格安価格で売っています。
おいおい、まだまだあるやんけ( 一一)というか絶賛制作中といった感じ。品切れを心配していたがまったく問題なさそう。許可をもらって撮らせてもらいました。
300円弁当3つと、1キロおにぎりを買った。ムフフフ、もちろん1キロおにぎりは私のです。ってか指がちぎれそう。
亀戸から西船橋へと電車に乗ります。
若干だが弁当臭がする上、ビニール袋が透明なのでかなり恥ずかしいです。
周囲を気にしながら帰ります。
これが300円弁当。ご飯の上におかずが乗っているか、乗っていないかで200円か300円の違いのようだ。
もういっちょ300円弁当。入ってるおかずが違う。これもボリューミーだ。
これも300円弁当。私的には全然少ないのだが、まぁ女・子供はこれくらいで勘弁しておいてやろう。
これが1キロおにぎり。もうこの重さは、買って帰るときに体験済だ。めちゃくちゃ重いし、デカい。
とまぁ、4つ買って帰ったわけだが、機会は均等であるべきだし、私は誰にでも平等だ。
私「君たち、どれでも好きなものを選びたまえ」
嫁「弁当かな」
ケイちゃん(息子)「ハンバーグの弁当で」
思い通り!
そして最後に残ったおにぎりを私が頂くという算段のつもりが、
メグちゃん(娘)「おにぎり食べてみたーい」
なん・・だと・・?
さすが我が娘。おまえの挑戦を認めてやろう。
正直なところ300円弁当の味はありきたりの味です。
おかずはどこかで食べた味で、ご飯はやや固い。
完全に味よりもコスパを重視した弁当って感じです。
でも、コスパほど大変なものはないし、コスパの高さは社会貢献度の高さに比例します。
私は素晴らしいと思います。
そしてこれが1キロおにぎり。持ってみると小型のハンドボールくらいあるかもしれない・・。
とはいえ球ではなく、鏡餅状にへしゃげています。無理もありませんね。米粒ごときが自らの重さに耐えられるはずもありません。キングスライムの形状と同じ理屈のようです。
メグちゃんは賢者の石をかざした・・。読者のみなさんに重量感が伝わった・・。持って帰るとき下に引いた弁当箱が潰れそうだった。
食べても食べても減りません。我が娘よ、ようやく世の中の厳しさが解ったようだな。認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを。
約半分のところでギブアップだそうです。メグも結構食べる人なのだが、さすがに厳しいだろうな。
それでも明日食べるそうだ。なので少し包丁でぶった切ってもらってみた。ご飯に塩味が効いていてなかなか美味しい。
近くにあれば通いたいほどの素晴らしいお店ですが、わざわざ電車に乗って買いに行くのはしんどいかな。
まぁまた気が向いたら行ってみます。
なんせこの店は24時間営業なのだから・・・。
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