【閉店】東京近郊 千葉 東西線 行徳 ドリアンが食べられるお店 リトルバンコク

食べ物のこと

みなさんはドリアンをご存知でしょうか。

 

ドリアンとは、フルーツの王様と言われるとても美味しく甘味な果物でございます。

しかしただ1つ、とても臭いという欠点があるのです。

 

そのドリアン、実は私の嫁の大好物なのです。

久しぶりに食べさせてあげたいと思っているのですが、そんじょそこらには売っていないのですね。

 

以前、有楽町にある百果園という果物専門店に奇跡的にドリアンがあったのです。

当然そこの店員さんも匂いのことは承知していたので、ご親切にラップでグルグル巻きしてくれました。

 

しかしドリアン臭は強烈で電車内に臭いが漏れてしまったのですね。

 

後日ツイッターにこんな投稿があるのを見つけました。

はっきりとは言えませんが、多分私たちのことです。

どうもすみませんでした。

 

しかしドリアンの臭いってわかるのですね。

どんな臭いかというと、人によってそれぞれですが、包み隠さず言うと「生ゴミの臭い」です。

 

これは後日通販で買ったドリアンです。この状態でもやや臭いますので、ヤマト運輸の人も大変だったでしょう。

 

なのでどこか東京か千葉で食べられるところがないか調べてみました。

しかしまったく見つからない。

 

そこで、もっとエリアを絞って調べたところ、見つけました。

なんとすぐ隣、東京メトロ東西線の行徳駅近辺にありました。

行徳駅から徒歩5分程度。

 

それがこのお店、タイ料理と中華料理の店リトルバンコク。バンコクとはタイ国の首都のこと。そう、ドリアンと言えばタイなのです。

 

行ったのは夕方の早い時間。案の定、先客は1人だったので空いていてよい。カウンターはご覧のとおり7席程度。

 

壁にはよくわからないタイの俳優らしき人のポスターが貼っている。タイは王様の国なので、国王なのかもしれない。

 

無理にアジアンテイストな雰囲気を演出しているわけではなく、ごく自然な感じがいいですね。

 

テーブル席は団体さんが使いそうな長テーブルが1つあるだけ。

そんなに広いお店ではありません。

 

お・も・て・な・しのおしぼり。ところで今日はご主人さん1人しかいないのだが、おもてなしの方は大丈夫なのだろうか。

 

今日は嫁とケイちゃん(息子)と一緒にきました。

娘のメグちゃんは友達と別のところで食べるそうです。

我が家にも反抗期到来か・・。

 

さて、何にしましょう。子供が食べられる辛くないものを聞いたら、海老チャーハンとスープ御飯だと言っていました。

 

牛ソテーや、スペアリブなどの肉系のメニューもありますね。

 

そしてタイ料理定番のタイカレー。タイカレーは最高に美味しいですよね。私は日本やインドよりタイカレーが好きです。

 

ドリンクメニュー。タイビールとドライとウィスキーと杏露酒など。看板に偽りなし、リトルバンコクには中華料理の要素も含まれるようです。

 

ドリアンはしっかりメニュー化されていました。裏メニューじゃなくてよかったです。しかし臭いものを店で出して客が怒らないのだろうか。

 

さて、本日のオーダーは

 

私 スープビーフンとタイ風チャーハンのセット980円くらい?

嫁 タイ風エビチャーハン840円 ドリアン時価

ケイ 肉とバジル炒め掛け御飯945円

 

にしました。

せっかくご主人に辛くないのを聞いたのに、ケイちゃん辛そうなの頼んで大丈夫かな。

 

せっかくなので手軽にお金を落とせるビールも注文しました。象のマークがタイっぽいです。左がタイビールチャン630円、右がタイビールシンハー578円だ。

 

ケイちゃんはコーラをいただきました。こちらは安定のコカコーラですね。

 

肝心なビールの味ですが、左のビール「チャン」は薄い感じ。

ドライやバドを飲んでる感じ。

 

右のビール「シンハー」はそこそこ癖がありました。

初心者なら左のチャンがおすすめかな。

 

嫁のタイ風エビチャーハンがきました。美味しいに決まってますね。

 

この頃から人が4人くらい入って来て、ご主人さんはてんやわんや。

なんせ1人しかいませんので大変そう。

 

これが私のセットのスープビーフン。ただ、チャーハンとこれを食べたら、そこそこ腹は満ちるに違いない。

 

スープビーフン、フォーのような味でとても美味しいです。

薄くなく濃くなくちょうどいい味です。

テーブルには、ナンプラーや唐辛子や酢などの調味料があるのでお好みで。

 

これがケイちゃんが頼んだ、肉とバジル炒め掛け御飯。少しもらったけど、やっぱり辛いかな。

 

食事は全体的に美味しくて、妙な香辛料を使った料理はなく、ほぼ日本人の口に合いそうだと思いました。

 

そしてこれがお待ちかねのドリアンです。冷凍ですね。

 

おじさんに聞いた話、ドリアンはすぐ痛むそうなので冷凍保存するそうだ。

あれば生ドリアンを提供するそうです。

まだ冷凍の在庫がたくさん残っているので、当分は冷凍を出すそうです。

 

ぜひ生ドリアンがあるときは、店頭に「生ドリアンあります」と張り紙をしてほしいところですね。

 

とはいえ、嫁はこの時点で感動している。

久しぶりだったからね。

 

ドリアンは半解凍的な感じで出てきたので、フォークで容易に食べられる。しかも臭いは冷凍したせいか、そこまで臭わないし、周りの誰も気にしていない。

 

真ん中に大きなタネがありますが、日本では絶対に育たないそうです。

味は、嫁曰くとても甘くて、カスタードクリームのような、まったりとした美味しさだそうです。

 

ところで、ドリアンとお酒の組み合わせて食べると危険で死ぬこともあるそうですが、ご主人に聞くとこの程度のアルコール量だと問題ないそうです。

 

とはいえ、体調によっては何があるか分からないので、注意して自己責任で食べてください。

ドリアンの食べすぎで死ぬ人もいるそうなので。

 

ご主人もご家族もドリアンが大好きで、売り物のドリアンをつい食べてしまうので大変みたいです笑

それだけ誘惑が多い食べ物のようです。

 

一般的に臭いと言われるドリアンなので、タイ料理屋でも出しているところは少ないようです。

ご主人の理解とアットホームな雰囲気のおかげですね。

 

とても満足でした。

ありがとうございました。

 

途中でご家族が帰ってこられたので、てんやわんやのご主人さんも大助かり。

我々のような一見さんが急に来たから慌てさせてしまいました。

 

ということで、ドリアンが手に入らなくて恋しい人は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

といった感じで記事は以上になります。

ご覧下さりありがとうございました。

 

2019年3月末

残念ながら閉店したそうです。

長い間おつかれさまでした。

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