マイネットワークを開くとアクセスできる機器やPCの一覧が表示される。
それは聞いた話、個々のPCが記憶しているのではなく、マスターブラウザが管理しているという。
マスターブラウザとはよく解らないが、どこかのPCや機器が、自分のもつ接続情報を提供する役割のことのようだ。
役割なので、どこかの機器がその役割を担う。サーバかもしれないし、私のPCかもしれない。
そしてそれは、割り当てられた機器が停止(シャットダウン)すると別の機器やPCに役割が移ります。要するに乗り移るわけです。ドラゴンボールのギニュー隊長みたいに。
ウチの会社は、基本は常時起動しているNASがマスターブラウザになっていたが、たまたまNASに障害がおきたとき、個人PCがマスタ―ブラウザになってしまった。
NASは各PCがしょっちゅうアクセスしているので保有するPC一覧も多いが、個人PCはそんなにあちこちのPCにアクセスしているわけではないので、提供できる接続情報が乏しく、他の人達からネットワークの一覧が消えてしまったとプチクレームになった。
で、どのPCがマスターブラウザになっているのかを確認する方法は、コマンドプロンプトで、下記のようにIPアドレスを指定する。
nbtstat -a 192.168.0.155
出力結果の名前欄に、..__MSBROWSE__.<01>があれば、その端末はマスターブラウザ。
マスターブラウザ端末が落ちると、また別のPCがマスターブラウザになる。
そしてNASが普及後、マスターブラウザになったPCも終業とともに電源をオフにするので、めでたく元通りNASにマスターブラウザが戻る。
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