私が株を買っているのは何度か記事内でお話しさせていただいたと思います。
では、儲かっているのかというと、そうではありません。
2018年10月末現在、大打撃を喰らっています。
なんせこの前まで日経平均が24,000円台だったのが、ほんの数週間の間に21,000円台にまで下がったので、そりゃもう大変です。
とはいえ、特定銘柄を現物で買っている私はそこまで酷くありません。
指数で買っている人や、信用買いをしている人は、目も当てられないでしょう。
お悔やみ申し上げます。
天さん・・死なないで・・。
心配するな、俺ももうじき逝く・・そんな感じです。
さて本題ですが、すかいらーくの株式を買おうか迷っているのです。
現在含み損を含めても、そこそこの利益は叩き出している私ですが、もともと利幅で儲けようと株をやったわけではなく、株主優待及び配当で儲けようと思っていましたので、ちょこちょこチェックはしていたのです。
いろんな情報サイトを見ても、「イオン」と「すかいらーく」の美味しさは群を抜いているようです。
とはいえ、優待の達人なる人が余計な紹介してから、すかいらーくの株価はだいぶあがってしまったそうですが、まだ美味しい水準です。
すかいらーくの会社HPから抜粋しました。
保有株式数 | 贈呈金額(年間合計) | 贈呈金額 (6月末日基準日) | 贈呈金額(12月末日基準日) |
---|---|---|---|
100株~299株 | 6,000円 | 1,000円カード×3枚
(3,000円) |
1,000円カード×3枚
(3,000円) |
300株~499株 | 20,000円 | 1,000円カード×3枚
3,000円カード×2枚 (9,000円) |
1,000円カード×5枚
3,000円カード×2枚 (11,000円) |
500株~999株 | 33,000円 | 1,000円カード×3枚
3,000円カード×4枚 (15,000円) |
1,000円カード×3枚
3,000円カード×5枚 (18,000円) |
1,000株~ | 69,000円 | 1,000円カード×3枚
5,000円カード×6枚 (33,000円) |
1,000円カード×6枚
5,000円カード×6枚 (36,000円) |
1,000株が一番美味しいのでそれだけに絞ってお話しします。
現在1,700円程度の株価なので、1,000株だと約170万円出せば買えます。
そのリターンは表のとおりですが、6月末と12月末の某日に株を保持していた場合に、優待を受ける権利を獲得できます。
6月は33,000円分の優待券がもらえます。
12月は36,000円分の優待券がもらえます。
すすなわち1年間持っていれば69,000円の優待券がもらえるということです。
これ凄くないですか?
優待券とはタダ券です。
すかいらーく系列の店舗で飲み食いできます。
系列店で有名な所は、ガスト・バーミヤン・ジョナサン・夢庵・ステーキガストでしょうか。
ここにサイゼリアとココスと牛角とコメダ珈琲が入れば言うことありませんが、残念ながらそれらは別会社なのです。
さらに、優待券だけではなく配当金ももらえます。
今のところ年間で1株あたり38円出ているわけなので、1,000株だと38,000円になります。
優待券が69,000円もらえるのに、さらに配当金が38,000円も貰えるなんて、どうかしてるぜ・・。
ですがこれは現実としてある話なので信じざるをえません。
ではなぜ現時点で買わずに悩んでいるかというと、この優待額と配当額が未来永劫に保証されているわけではないからです。
当たり前ですが、株式を買うなら損失を被る可能性は覚悟しなければいけません。
それに、こんなに優待が手厚いと、多くの人が優待券を握りしめてタダ飯を食べに来ることになり、
お店としては一見繁盛しているように見えても全然儲かってない現象が起きるのではないかと思います。
優待は使い切らないと損ですから、皆さん並んでも行くはずです。
当然のごとく店舗は混雑するでしょう。
混雑すればするほど、結果的に優待を使わない一般客を失うことにつながります。
過度な優待は企業利益を圧迫することが目に見えてわかります。
それくらい会社側も解っているでしょうから、優待を減らす算段がそろそろ行われているかもしれません。
もちろん、リスクはそれだけではありません。
食中毒を出したとか、食品偽装を行っていただとか、問題が勃発すれば株価は急落するでしょう。
すかいらーくのように系列企業が多いとそれだけリスクは増します。
飲食店は色々と心配が多いです。
しかし南海トラフ大地震が起きたり、海外の地政学リスクが発生しても、そこまで影響は無いと思われます。
日経平均3,000円下がっているこのご時世でも、すかいらーくの株は下がっていません。
仮に南海トラフ大地震が起きて、その地域の店舗が滅茶苦茶になったとしても、売上が損失するのはその地域だけで、他の地域は無事ですので、いわゆるリスクは分散されていると言えます。
もし1拠点集中のハイテク企業では、その拠点が潰れると再起不能になりますが、すかいらーく等のBtoCの外食系企業は少し安心です。
優待はいづれ減ると仮定して、それでも買うべき価値があるかを調べたいと思いました。
それには店舗に行くことですね。
お店で実際に食事をして、お店の魅力、成長性、満足度などを見極めることにしました。
ということでバーミヤンにやってきました。バーミヤンとは言わずと知れた中華料理のファミレスです。
アルコールは安いですね。放っておいてくれる接客、クセになる中華、家族にも団体にも最強伝説黒沢のような独り者にも最高のお店に感じます。
あとお酒の品ぞろえが良いですね。
ドライだけでなく一番搾りも置いています。
餃子の王将の株も以前持っていましたが、アサヒスーパードライしか置いていないので、手放しました。
美味しい餃子をドライビールで流し込むなんて・・・ありえません。
でも、餃子の王将はアサヒビールが大株主だから仕方がないのかもしれませんね。
逆に、ノンアルではアサヒのドライゼロが一番美味しいと思っています。
焼き餃子もふくめ全体的に安く、山盛りポテトフライのようなデカ盛りや、つまみメニューも網羅している。
普通のラーメンは写真抜きにして頼みにくくしている。私としては気に入らないけど、見栄っ張りな人間の心理をうまく突いていると思います。
嫁が頼んだのは「国産野菜たっぷり味噌ラーメン」です。健康に気遣う人が多いのでこういうメニューは有難い。少しスープを貰ったが味も申し分ない。焼き野菜が良い風味。
これがケイちゃん(息子)が頼んだ「炙り叉焼(チャーシュー)と黒マー油の味噌ラーメン」です。なぜか焼肉の風味がしますが、肉肉しくて美味しい。
私は気後れすることなく一番安い「バーミヤンラーメン」を頼む。こっ・・これは旨い!スープをすすった瞬間うまいと感じました。単なる醤油ラーメンとは違うおいしさ。背脂が浮いていて尾道ラーメンみたいだ。100点満点で80点はあげられる。
比較して申し訳ないが、別の日に行った幸〇苑のラーメンは、申し訳ないが評点すると100点満点で50点くらい。
餃子の〇将のデフォルトラーメンも評点すると50点くらいかな。
バーミヤン、デフォルトのラーメンがここまで美味しいのは立派だと思います。
味の差は工夫の差ですね。
バーミヤンラーメンには美味しくするために工夫をした痕跡があります。
幸〇苑のは醤油とお湯で食えといった感じでそっけなさすぎ。
毎日食べられるようにわざと旨くしないというのは聞いたことがありますが、それにしてもかなと思います。
さらにバーミヤンは餃子も美味しいです。小籠包のように噛むと同時に肉汁があふれ出る。なかなかレベルが高いです。
結論として、すかいらーくの株は買いだと思います。
客を喜ばせる仕組みが出来ていると思うし、このノウハウや心得があれば、出す店は繁盛するに違いない。
できればいずれ起きるであろう優待改悪後に買ったほうがいいが、それが起きるのかもわからない。
今のうちに検討してもよさそう。
あと予備知識として、
- すき家
- なか卯
- ココス
- ビッグボーイ
- ジョリーパスタ
- はま寿司
- 牛庵
は、ゼンショーホールディングスという会社の系列。
急上昇中のはなまるうどんや、寿司の京樽は、あの吉野家の系列会社なのです。
吉野屋のくせに生意気だと思いましたが、吉野家・・案外大きい会社のようです。
株はギャンブル性も高く、損をするイメージが強く、家族からも心配されますが、色々企業について調べていくことはなかなかに面白いので、少しは理解してほしいですね。
とりあえず、すかいらーくは押さえておきたいが、1つだけ問題があります。
それは私に金が無いことです。
某銘柄に全力投球して全力含み損中だから金がありません。
誰か金を貸してほしい。というか欲しい。
優待生活してみたい・・。
といった感じで記事は以上になります。
ご覧くださりありがとうございました。
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