コロナじゃないと思うけど気になる。咳や痰や息苦しいとき。

身の回りのこと

新型コロナウイルスの感染者が拡大する今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 

最近電車の中でも会社の中でも咳をしている人が増えてきました。

熱はないけれど、咳や痰がからむ、呼吸が苦しいなどの症状があって不安な夜を過ごされている方、いらっしゃるのではないでしょうか。

ここ2週間ほど咳が止まらない私が一般の病院に行ってきたのでレポします。

 

コロナではないと思うけど・・・そんな方々への情報や参考になれば幸いです。

ありのままに書くのでかなり長文ですが、よろしければご覧ください。

尚、私は医療従事者ではありませんし、内容には何も責任を持ちませんことをご了承ください。

 

ここ最近の私の状況

  • 熱は平熱。デフォルトは36.2~36.5℃
  • 下痢はなし
  • 匂いや味覚の異常はなし
  • 倦怠感なし
  • 酷い胸焼けあり
  • 咳や痰あり
  • 胸に異物感あり
  • 息苦しさあり

今のところ噂のコロナらしき症状は見当たらないが、息苦しさとか怪しすぎてたまらない

詳しく言うと、2週間前から咳がちらほら、そして1週間前から痰や胸の異物感や息苦しさが。

 

昨日の晩

ついに昨日の晩、喉に痰が絡む感じがすごい。

喉だけでなく、胸部の何らかの臓器にアメーバー状の何かがベットリとこびり付いているイメージ。

できることならこの手で自分の胸を突き破って、そのアメーバ状の物質をかき出したい!

そう思うほどの状態なので、まったく眠れません。

 

若干苦しいながらも鼻で息はできるし、口でも息はできる。咳も頻繁には出ない。

ただひたすら、喉の奥に絡みつく痰らしき物質だけが超絶に気になる。

その都度「んがくく」と喉にあるアメーバーを口に引きずり出し、ティッシュで取り、ゴミ箱へ。

これをエンドレスで行うわけです。

めちゃくちゃ辛いです。当然ゴミ箱はティッシュの山です。

 

寝るときの姿勢ですが、仰向けに寝ても、右や左を下にして寝ても一緒です。

ただ、不思議と立ったり、ソファに座ったり、漫画を読んでいると大丈夫。

だから寝れないのです。

 

その翌日は月曜日なので、会社に出社しないといけない。

これはマズイ。

 

この息苦しさ、肺というか呼吸器らしき違和感は半端ない

これはマジでコロナ・・・かも・・・。

この2週間で症状は確実に悪化しているので、腹をくくって会社を休んで病院に行くことを決意しました。

 

かかりつけの病院に行く

ここらからが本題です。

 

コロナといえど所詮はウイルス。

時間が経てば死ぬし、免疫でも殺せる。それは回復した人がいることにより証明されている。

ゆえに、ウイルスを体内から全て駆逐できれば人間の勝ち。

そのためにも痰はじゃんじゃん出したいと思いました。

正直コロナの症状はないので、病院に行ってとりあえず「痰切り」のお薬を処方してほしいと思いました。

 

 

電話しました

とりあえず電話してから行こうと思いました。

コロナを疑って構えられることはないと思いますが、こういうご時世ゆえのマナーですね。

 

トルルルルルル、ガチャ。

 

私「もしもし、一般的な風邪の症状で診察を受けたいのですが、このご時世(コロナ)なので事前にお電話させて頂きました。伺ってもよろしいでしょうか?」

病院「どういった症状でしょうか?お熱は何度ございますか?」

 

私「熱はありません。いわゆるコロナで言われる症状はなく、咳や痰が絡む症状が長く続くのでと思いまして。」

病院「今朝お熱は測られましたか?」

 

私「今朝は測っていませんが、無いと思います。」

病院「では来られてからお熱を測りますので、保険証と診察券をお持ちください。」

 

以上、こんな感じでした。

こいつコロナじゃねーのか?みたいな嫌そうな対応はありませんでしたが、やはりコロナは疑われます。

おそらく熱があれば診察拒否されると思います。

 

おそらく自分で熱を測ったとしても病院で再度測ることになると思いますが、なるべく自分で熱を測って熱が無いことを電話で証明した方がよさそうです。

いづれにせよ電話をして行くのが吉だと思います。

 

病院にて

診察券と保健証を持って窓口に行きました。

私「これでお願いします」

と言うと、

看護師「お電話の方ですね、お熱を測りますのでこちらへどうぞ」

 

よく電話の人って分かったな、名前は名乗っていないはずなのに。

そんなに来る人はいないのだろうか。月曜日だからか。

と思う暇もなく、敷地の奥の奥の個室へ。

 

おいおい、いつもは受付手前のカウンターで検温するのにどうしたよ。

でも、こういうご時世なので仕方がないですねと自分に言い聞かせる。

 

案内された個室はとても診察をする場所とは思えない応接室みたいな部屋。

机・椅子・洋服ハンガー、加湿器など一応コロナ対策っぽい設備はある様子。

 

そこで看護師さんが

看護師「これでお熱を測ってください。後で取りに来ますので」

 

バイキンと接するかのような素振りは見られないが、なにかよそよそしい感じはする。

 

熱を測ると36.2℃だった。

それから5分後、看護師さんが部屋に戻ってきた。

 

看護師「こちらをご記入ください」

といって渡された紙にはこう書かれたあった。

 

  • 37.5℃以上の熱がある はい・いいえ
  • 咳がある       はい・いいえ
  • 下痢がある      はい・いいえ
  • 味覚障害がある    はい・いいえ
  • 倦怠感がある     はい・いいえ

 

本当にこれだけです。名前も性別も病歴も何もありません。

イエスorノーです。

普通問診票ってこんな簡素ではないはずだが、これは完全に俺がコロナかどうかだけを見られている

 

前述したとおりコロナ症状はなく、咳も継続して出ないので全部「いいえ」に〇をする。

すると看護師さんに、

「咳があると言わないと咳のお薬は出ませんよ」

と言われた。

 

え、そういうもんじゃないだろうに。

少し不信感を抱きながら、咳だけ「はい」に変更する。

 

すると看護師さんは

「ありがとうございます。診察もこの部屋でやりますので、先生が来るまでお待ちください」

とのこと。

 

おいおい、マジかよ。この部屋何もねーぞ。

ただの応接室だ。

 

大丈夫かなと思いながら待つこと10分くらい。

本日の担当の先生が来た。

 

先生は入るやいなやこう言った。

先生「おーい!なんもねーぞこの部屋ー」

私はですよねと思った。

 

先生「こっち来てコッチ」

と言われたので先生に付いていく。

 

着いた部屋はさらに奥の、普段は先生達が食事でもされているような少し大きめのスペース。

ドラゴンボールの単行本がズラっと置いてあった。やっぱり休憩室っぽい。

一応は長テーブルがあって、先生と患者が横並びに座る感じになっている。

 

先生はいつもの先生ではなく、少しご年配の先生だった。

もちろんマスクはしている。

 

軽く問診をする。

咳や痰はいつからの症状か、痰の色、息苦しさ、肺の違和感などなど。

 

続いて喉の奥を見る。

そのとき、「咳はしないでね」と言われた。

はいはい、わかっております。

 

後は聴診器を服の上から背中に当てて音を聞かれた。

スーハ―スーハ―。

 

先生「とりあえず痰切りのお薬を出しておきますので、飲んで様子を見てください」

とのこと。

 

診察時間は3分程度。

すぐさま先生は立ち去る。

 

私から数メートル離れたとき、振り向きざまに

先生「これで熱とか息苦しさとか出たら、ウチじゃ手に負えないからー」

と捨て台詞のように言われた。

 

ええええ!!!俺、息苦しいって言ったよね。

でも先生逃げるように立ち去っちゃったので訴えることもできない。

 

次の瞬間、

看護師「お会計もこの部屋で行いますので、このままお待ちください」

表情は笑顔だけど、完全にバイキン扱いだね。

 

しばらく待っていると、30代くらいのマスクをした男性患者が部屋に入ってきた。

ゲホゲホいってるし。

 

コロナはコロナ同士で仲良くねということか。

俺はコロナじゃねーぞ!

ってたぶんお互いに思っているはず

 

後はお会計を済ませると、

看護師「はい、そのまま帰って大丈夫です」

と言われた。

 

帰り際に一般の患者さんの見る目がなんとなく冷ややかだった気がする。

 

病院まとめ

一応ありのままに書きました。

もちろん私の行った病院に読者の皆さんが行くわけではありませんので、対応は異なると思います。

ただ、この内容から何かを感じ取っていただければと思います。

まとめとしては、

  • 病院にはいける
  • 電話してから訪問するのが良し
  • 基本的に風邪の症状と言えばがっつりコロナを疑われる
  • 熱などの重大なコロナ疑いがあれば診察を拒否されそうな勢い
  • 誰もがみなコロナにビビってる
  • 痰切りや咳止めの薬は出してもらえる

です。

 

熱が出ていれば別ですが、私のように咳や痰で苦しんでいる人、コロナではないと思うけどと悶々としているなら、病院に行ってみてはいかがでしょうか。

 

その後

その後は病院を出て薬局へ。

咳止めのお薬と痰切りのお薬をもらう。

5日分で500円くらいかな。

 

痰などのバイキンは体内から排出した方がいいので、下手に市販薬を使うと逆効果になるかもしれない。

特にコロナでは命取りなので、素直に病院に行った方がいいかもです。

 

薬は帰ったらすぐ飲んでくださいと言われたので、近くのそば屋で「きのこ天ぷらそば」を食べて、そこのウォーターサーバの水で薬を飲む。

 

影響されやすい性格のせいか、薬を飲んだ先から痰がじゃんじゃん出るので、遠慮なく出す。

寒い方が痰が出るので、それもあるのかも。

だから布団の中で身体を温めているときは痰が出ないのでダメなのだ。

 

家に帰ってパジャマに着替えて寝ようとする。

かなり痰を出したので寝れた。

 

昼になったら嫁が「きつねうどん」を作ってくれたので、そばの次はうどんかと思いながらそれを食べる。

 

それから2時間くらい経過するも、胸にあるアメーバー状の何かは消える気配がないし、息苦しさも変わらない。

 

俺、このままで大丈夫なんだろうか。

凄く凄く不安。

 

もし、家でコロナ重症化したらどうなる。

アメーバ状の物質がびっしり肺の中を覆い呼吸で取り入れられる酸素が減り、次第に呼吸困難、そして発熱

 

そうなったとき病院は受け入れてくれるはずがない。

それは今回の件で理解できた。

 

そこから国が言ってる、「帰国者・接触者相談センター」に電話して間に合うのだろうか。

最悪は救急車だけど、最近救急車で搬送するも受け入れてくれる病院が無くて、6時間たらいまわしにされたという話も聞く。

 

これはやばい。不安は募る一方。

不安で押しつぶされそう。

 

帰国者・接触者相談センターに電話

そこで頭をよぎったのが帰国者・接触者相談センター。

しかし、コロナが発覚したら恐ろしいことに。

 

本人は家族から白い目で見られ、家族は町から白い目で見られ、町は市から、市は県から白い目で見られる。

さらにそれと同じことが通ってる職場や学校でも連鎖的に起こる。

自分のせいでどれだけ迷惑をかけるのか想像したくもない。

できることなら隠してしまいたい。心の底からそう思う。

 

しかしそういうレベルではない。

前述したとおり症状が悪化して呼吸困難になり、救急車で搬送され、病院に入ることが出来たとしても、人工呼吸器がなければそれはもう命の選択に他ならない

死ぬのは嫌だ。

マジでそう思った。

 

電話してもいいのか?

そもそも私のようなコロナの症状がないのに電話してもいいのか?

それは当然考えた。

 

もし私の電話のせいで、必要な方の電話がつながらなくなったら。

それは考えた。

でも私の中でも限界。

 

厚生労働省のHPにはこう書いてあった(引用します)

1.帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安
下記のいずれかの要件を満たす方

(1)以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方

 

私の場合、風邪の症状が4日以上続いているし、息苦しさもある。

37.5℃以上の発熱は無いけど、拡大解釈すると要件に該当するとも言えなくもない。

よし、電話してみよう!

 

電話してみた

そのセンターに電話してみた。

 

繋がらない・・・。

やはり混雑しているようだ。

 

リダイヤルする。

繰り返すこと10回くらい。

すると、おお!女性の方が電話に出た。

 

その方に現在の症状を伝え、新型コロナウイルスにビビりまくっている俺の胸の内を伝えた。

内容は割愛しますが、とても丁寧に対応してくれて保健士の先生に代わりますとのこと。

 

保健士の先生もとても優しく話を聞いてくれました

たくさんの時間を割いて、私の話を聞いてくれ、私が持っている不安を一つづつ解消してくれました。

 

内容は割愛しますが、大事なことを3つだけ。

  • 息苦しさを訴えているのにX線検査をしない病院はどうかと思います
  • しばらく様子を見て回復しないのなら別の病院に行った方がいい
  • 服の上から聴診器を当てる先生って(笑)

そう言われました。

もしX線検査で肺に異常があるなら、その原因が何か突き止めてくれるはず。

そして、マイコプラズマ肺炎のようなものなら抗生物質もだしてくれるはずです。

とのこと。

 

ですよね!!!

もうこの苦しさは様子を見ている状況ではないので、早速昼から別の病院に行ってみることを決意しました。

 

余談ですが、この帰国者・接触者相談センターというのは、1つの窓口ではありません。

市や区単位で儲けられた保健所に電話する格好のようです。

詳しくは下記の画像にリンクを貼っているので、そこから厚生労働省のページに飛んでください。

 

尚、帰国者・接触者相談センターのページには下記のような文言もあります。

なお、現時点では、新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、
インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。

 

現時点では新型コロナ以外が圧倒的に多いそうです。

大した症状でない人達が大勢電話してくるのでしょうね。

私もその中の一人なので反省しております。

 

そういう電話が殺到するとセンターも迷惑だし、本当に大変な人の電話がつながらなくなります。

どうしても不安で押しつぶされそうな場合のみ、自分の症状と照らし合わせてご判断ください。

 

別の病院に行く

そういうことなので、ググって別の病院を探すことにしました。

 

調べてみると内科の種類が非常に多いことに気が付きました。

  • 消化器科
  • 循環器科
  • 呼吸器科
  • 腎臓科
  • 内分泌科
  • 糖尿病科
  • 膠原病科
  • リウマチ科
  • アレルギー科
  • 血液内科
  • 神経内科
  • 心療内科
  • 感染症科
  • 腫瘍科

Wikiで調べました。これみんな内科です。

 

今回は咳や痰や息苦しさなので「肺」なので「呼吸器」だと思います。

ゆえに呼吸器内科を掲げている専門性の高い病院に目星を付けました。

 

 

電話する

トルルルルルル、ガチャ。

 

私「もしもし、一般的な風邪の症状で診察を受けたいのですが、このご時世(コロナ)なので事前にお電話させて頂きました。伺ってもよろしいでしょうか?」

病院「お熱は何度ございますか?」

 

私「熱はありません。いわゆるコロナで言われる症状はなく、咳や痰が絡む症状が長く続くのでと思いまして」

病院「承知いたしました。保険証と今飲まれているお薬がわかるお薬手帳をお持ちください。今から来られますか?」

 

私「ありがとうございます。今から伺おうと思います。」

病院「ではお待ちしております。」

 

案外スンナリ言ったかも。やはり熱は聞かれるみたいです。

 

病院にて

病院のドアの前に

「新型コロナウイルスPCR検査は行っておりません」

と書いてあった。

やっぱり呼吸器内科の看板を掲げているところは、私みたいな人が来るのかなと思った。

 

中に入って受付に行き、保健証とお薬手帳を渡したところ、看護師さんから体温計と問診票を渡された。

その時点では隔離される様子はないし、渡された問診票は一般的な病院のソレと同じような細かい項目まで聞かれるものだった。

やはり病院によって対応が違うなと思った。

 

なるべく私の胸中を理解してもらいたかったので、問診票は細かく書いた。

病院のはしごを知られるとあまり良いようには思れないだろうけど、しっかり伝えなかったせいで同じ不安を抱えるのは嫌だ

なので「X線検査希望」と問診票に書いた。

 

すると看護師さんから、

「X線検査をするかどうかは先生の判断なので、一応希望ということで伺っておきます」

と断りをされた。

当然ですよね、すみません。

 

X線検査と血液検査

10分もしないうちに名前が呼ばれた。

看護師さん「X線検査をしますのでこちらへどうぞ」

 

X線検査をやってくれるみたい。良かったです。

X線検査とはレントゲンのことです。

変なプラスチックの板に胸を押し付けて、気が付いたら終わってるアレです。

 

その後、血液検査をするそうです。

そこまでやってくれるとは凄いですね、血液で何が分かるのでしょうか謎ですけど。

 

別の部屋に呼ばれて腕から注射器で血を抜かれました

そのとき指に「洗濯バサミみたいなもの」を挟んで血中の酸素濃度も調べられました。

抜き取った血は試験管に入れてフリフリして、それを検査機に入れて検査していた。

 

それらが終了して、別の部屋でお待ちくださいと言われて通された場所は、2mの間隔に設置された椅子がある広めのスペース。

そこには先客が3名ほど。

なるほどやはりコロナ対策にはなっているわけですね。

 

先生の問診

10分くらい待っているとお呼びがかかる。

ついに先生の問診のようです。

 

部屋に入ると私の肺のX線写真が貼ってある。

見方はわからないけど、真っ黒なので嫌な感じしかしない。

 

もしコロナの疑いがあるとかだったらどうしよう。

もっと大きな病院を紹介しますとか・・。

ご家族を呼んでくださいとか・・。

最悪は軽い肺炎か、マイコプラズマで勘弁してほしいところだが。

 

先生の問診が始まる。

聞かれたことは、症状の期間や度合いや、痰の色や、息を吐くときヒューと音がするかなど。

基本的には私が書いた問診票やお薬手帳を一通りご覧になり、内容を把握された上で質問されている印象を凄く受けた。

午前の病院とはえらい違いだ。

 

お薬手帳をご覧になったせいか、今朝別の内科に行ったことも全てお見通し。

別に隠すつもりもなかったので、帰国者・接触者相談センターに電話をして、保健士の先生から受けたアドバイスも全てお話しした。

X線検査を希望した理由も含めて全部。

 

それから数点ほど質問と応答を繰り返してから先生がおもむろにコレを見せてくれた。

 

血液検査の結果です。

 

先生「ここでは新型コロナウイルスの検査はできませんが、一通り診察したところコロナに感染している可能性はほぼゼロです」

という言葉を最初に、色々と数値を元に順番に説明してくださいました。

以下先生の言葉です。

 

まず血中の酸素濃度ですが、問題ありませんでした。

 

次にWBCという数値。これは白血球の数です。

通常何らかのウイルスが体内にいる場合はこの値が上昇するはずです。

あなたの場合は4.2なので、その様子は見られません。

 

次にCRPという数値。これは感染症にかかっていれば上がる数値です。

0.3以下が正常のところ、あなたは0.0です。

実際は小数点2桁目が切り捨てられているので0.0いくつかもしれないけど、全く問題ありません。

 

以上のことから、コロナを含め何らかの感染症にかかっている可能性は極めて低いと考えられます。

 

次に肺のレントゲンですが、とてもきれいな肺をしており炎症はまったく見られません。

とはいえこれは平面で撮影したものなので、CTで中をスライス状に検査すれば異常があるかもしれませんが、この写真を見る限りでは問題無いと思われます。

 

以上が先生の言葉です。

 

まさか、まさか、ここで新型コロナウイルスの(仮)陰性判定を頂けるとは思ってもみませんでした。

どんよりと薄暗く濁った世界が一気にクリアになった気分です。

 

血液検査で白血球と感染症の値が正常なら、コロナ感染の可能性は他の感染症の可能性ごと排除できるわけですよね。

これは勉強になりました。

 

しかも、私は新型コロナウイルスの懸念はあっても、それは口には出しませんでした。

PCR検査はしないことが前提なので、その不安を打ち明けるのはルール違反な気がしたので。

 

そこを私が感じている不安を汲み取ってくれて、あえて言う必要もないコロナウイルス感染症の可能性はほぼゼロだと言ってくれた先生には感謝しかありません。

 

その他、あなたが会社員なら、家族構成がこうなら、これこれこういう事を気をつけた方がいいですよと、時間をかけて丁寧にお話ししてくれました。

検査結果もわざわざファイルに挟んでファイルごとくれました。

素晴らしい先生、素晴らしい病院だと思いました。

 

注意)
これはPCR検査ではありませんので、新型コロナウイルスの判定ではありません。
理屈から言えば、そうだろうと判断できるという話です。
もし私の白血球や感染症の数値がわずかでも異常値に針が振れていれば、コロナ感染に関する内容には触れられなかったと思います。

 

先生「とりあえず午前中に処方されたのは非常にいいお薬なのでそれで様子を見てください」

ということで終わりました。

 

というわけで、すべて私の取り越し苦労でした。

本当にすみませんでした!!!orz

最初に行った病院の先生も必要が無いからX線検査をしなかったのかも。

いろいろ悶々とすることはあったけど、結果を見ればそういうことになります。

 

結論

再度結論をまとめます。

  • コロナの症状がなければ病院で診てもらえる
  • 病院へは電話してから訪問するのが良し
  • 基本的に風邪の症状と言えばがっつりコロナを疑われる
  • 熱があるだけで診察を拒否されそうな勢い
  • 病院関係者は誰もがみなコロナにビビってる
  • 痰切りや咳止めの薬は出してもらえる
  • 病院によって対応は大きく違う
  • 心配なら病院を替えてみるのも一つ
  • X線検査で肺炎などの異常がわかる
  • 血液検査による白血球と感染症の数値で判ることがある
  • どうしても不安なら帰国者・接触者相談センターに相談するもよし
  • 肺炎の症状があればその原因を調べて薬を処方してもらえる
  • 現時点では新型コロナウイルス感染症以外が圧倒的に多い

 

です。

最後の「現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況」というのが一番の収穫ですね。

 

ゆえに新型コロナウイルスの強烈な特徴である、

  • 37.5℃以上の熱が数日続く
  • 味覚障害がある
  • 強烈な倦怠感がある

これらがなければ、それは新型コロナウイルスでないと判断するのが妥当なのかも。

 

といっても我慢する必要はなく、風邪の症状が気になるのであれば我慢せず病院に行けばいい、ということだと思います。

 

その際はいきなり押しかけるのではなく、事前に体温を測ってあらかじめ電話してからお伺いする。

そうすることによって、医療崩壊も院内クラスターも防げるはず。

病院がパンクするなら来院を断るはずですので崩壊はしないでしょう。

 

もし熱がある場合はどういう対応をされるか解りません。

診察してくれるところもあれば、拒否されるところもあるかもしれません。

もしかしたら電話で処方箋を出してくれるのかもしれません。

病院によってそれぞれだと思いますが、一度電話をしてみるのも良いと思います。

 

もしそれで断られたら帰国者・接触者相談センターに電話ですね。

電話が混雑すると迷惑かもしれませんが、電話でクラスターは起きませんし、いきなり病院に行くよりはマシだと思います。

 

ただし、私のような不安やストレスから発生した症状も検討したうえで判断なさってください。

 

ちなみに、血中の酸素濃度が何に使われるのか知らなかったので調べてみました。

体に疾患があったり体調不良を起こしていると数値が低下することがある、医療機関では入院中の患者の体調管理や、手術中の容体の変化を監視するためにも使われている体調を評価する上で非常に重要な数値

だそうです。正常は99%~96%で、満タンで100%だそうです。

パルスオキシメーターと名前で売っているそうなので、日常の健康管理に買ってみるのもいいですね。

 

 

記事は以上です。ご覧下さりありがとうございました。

コメント

  1. たに より:

    はじめまして
    行徳在住のたにと申します

    とても参考になりました
    もし、可能でしたら2軒目の病院を教えていただくことは可能でしょうか??
    今後、何かあったらまず頼りたい病院だと思いました
    どうぞよろしくお願いします

    ユーモアセンスがあり、クスリと笑えるブログ、毎回とても楽しみにしています!

    • kouji より:

      たに様

      返事が大変遅くなって申し訳ありません。
      コメント&嬉しいお言葉をありがとうございます。

      2軒目の病院は「あべ内科クリニック」です。
      たしか「行徳」か「妙典」の「呼吸器内科」で検索したと思います。
      HPにも呼吸器専門と明記があります。
      今回は症状的にバッチリ合致したと思いますが、
      他の症状だとわかりませんので、ご参考程度になさって下さい。
      病院の先生はみなさんいい人ばかりです(*´Д`)

      基本的にコメントは即日で返すのですが、
      なぜか今回通知が来なかったので遅れてしまいました。
      また何かございましたらコメント下さいませ。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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