実際のところ髭を抜くのは大丈夫なのか

身の回りのこと

実は私、2016年の8月から髭を剃るのを止めて髭を抜くようにしました。

 

髭を剃るの大変なんですよね。

毎日毎日、魚のウロコを取るようにバリバリジョリジョリ。

私の髭はそんじょそこらの髭とは違って、とっても成長が早いのです。←イメージです

 

フェニックスは何度でも甦る

まさにそんな感じで生えてきます。

 

夜に剃っても朝には生えています。

だから髭は朝に剃るようにしています。

お湯を使って髭を柔らかくしないと剃りにくいので、お風呂も朝に入ります。

 

髭が似合う人はいても、無精髭が似合う人はいませんので剃らざるをえません。

私と同じで髭にお悩みの方は多いのではないでしょうか。

 

5年くらい前の話ですが、広島にいたとき髭脱毛のクリニックでレーザー脱毛をしたことがあります。

永久脱毛という謳い文句にのせられて10万円ほど払いました。

それほど髭は嫌なんです。

 

しかし残念ながら結果は無駄に終わりました。

確かに一定期間は髭が無くなりましたが、間もなくしっかりと生え揃いました。

 

生えてきたら何度でも来院OKみたいな謳い文句でしたが、永久脱毛なのに生える?

今考えたら意味不明でした。

もうレーザー脱毛は信用しません!!

 

ソイエに出会う

そこでネットで調べていたら「ソイエで髭脱毛」というのがありました。

 

ソイエとはこれです。女性が足の毛を剃るやつです。ネットで買いました。

 

仕組みですが、下記のように2つの白いローラーがあります。そのローラーにたくさんの銀色の部品があります。いちばん上の部品、少し開いた形になっているのがわかるでしょうか。これらが髭を挟み、挟んだままローラーが回転して髭をむしり取る、そして開いて髭を放し、次なる髭を挟みます。

 

これを高速で繰り返し、情け容赦なく髭を刈り取っていきます

 

使い方は電動シェーバーと同じ要領で、電源を入れてウィーンです。

シェーバーの音はなんと形容すればいいのか、騒々しいです。

ウィーンというよりガラガラガラガラという音です。

 

私が持っている写真のものは廃盤のようです。こちらからどうぞ。

 

決行までに準備

決行にはある程度の髭の長さが必要です。

髭が短いと挟めないからです。

 

でも髭の長さが長すぎると痛いそうです。

 

適切な長さは2ミリくらいでしょうか。

2ミリって短いように聞こえますが実際には長いです。髭ボウボウです。

なので、私は盆休み中ずっと伸ばして最終日にやりました。

 

決行します

抜く作業はお風呂場でやります。ソイエ一式をお風呂場に持ち込みます。

 

まずお風呂に入ります。汗ばむくらいお湯で身体を温めて毛穴を開かせます。←イメージです

 

その後、石鹸を泡立てて顔に塗りたくります。

 

最初は、慣れてないのもあり、結構というかかなりいです

鼻の下、アゴの先、チャリ毛は特に痛いです。

 

ソイエには強と弱がありますが、私はでやりました。

ちまちまやってると終わらないです。

 

あまりの痛さに「俺なんでこんなことやってんねん」と自分が哀れになってきます。

途中で止めたくなりますが、ここで諦めたら試合終了です。

勇気をもって、やると決めたら最後までやります!

 

髭を抜くとき、ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!という音がします。

髭を抜くとき皮膚を引っ張られますが、髭が抜けたとき、皮膚が戻ってきます。

その感触だと思いますがドドドドと細かく打ちつけられている感じになります。

 

髭を全部抜いたら、氷(アイスノン)で5分以上冷やします

 

バイキンが入ったらいけないので、水も使ってしっかり洗い流します。

 

そしてお風呂場から出て汗が引いたら、傷薬の定番である大塚製薬のオロナインを塗ります。

 

これはマスト(必須)です。

これをやらないと翌日は吹き出物だらけになります。

私は真面目なのでオロナインを塗らなかったことはありません。

 

翌朝

翌朝は、毛穴に赤いポツポツが出来ることがあります。

それは血が滲んだ痕です。

 

無理やり毛を抜くわけですからダメージはあります

でも部分的にしかできませんし、そんなに気にしなくて大丈夫です。

 

朝はしっかり洗顔をして、オロナインを塗りなおします。

私の場合そこまで酷くなかったので、会社に行っても気づかれなかったと思います。

その翌日からは、赤いポツポツも引いてきます。

 

ふたたび決行まで準備

髭は抜いても当然また生えてきますので再度ソイエ脱毛をやることになります。

 

なので、また生えてくる頃を見計らって決行するのですが、ここで一番の難関が。

生えそろうまで髭面のまま会社に行くことになります。

人生最大のピンチ!

 

日が経つにつれて髭は伸び、週末には結構な姿になります。

「ひげ剃るの忘れたん?」的な顔で見られること請け合います。

「髭を抜くことにしました」とカミングアウトするか、ただ視線に耐えるかです。

私はマスクをつけて乗り切りました。

 

再度決行

その週末にまた決行します。

 

今度は不思議、あまり痛くありません。

当然ですが、オロナインとアイスノンは必須です。

 

それを3~5週くらい繰り返したら毛の量が少し減ります。

生えてこない毛根が出てくるということです。

個人差があるので何とも言えませんが、私の場合は生えてこない毛穴が出てきました。

 

さすがに「お髭さん」も自分が不要な存在だと悟ったのでしょう。

度重なるダメージを与えられたわけですから当然かもしれません。

ただこれは個人差があるので注意が必要です。

 

そして毛抜き期へ

たぶん誰もが通る道だと思いますが、次第に毛抜きで抜くようになります。

もしかしたらこれが地獄の入口かもしれません。

 

毛抜きとはコレです。これ、ハマります

 

ここらになると髭を抜くのが心地よくなってきます

このとき良い毛抜きを使うことはとても重要です。

 

毛はたくさんあるのでストレスなく抜けるものが必要です。

もし抜けずに切れてしまうと、後述する恐ろしい埋没毛になる可能性もあります。

 

オススメの毛抜きは、ドイツ・ゾーリンゲンです。

 

 

耐久性もよく、驚くほどよく抜けるのでオススメです。

上記写真のピンクの毛抜きは当初好んで使っていましたが耐久性にやや難ありです。

 

もうすぐ初めて1年になりますが、産まれて初めてオロナインの底を見ました。

 

注意点

他のサイトでも指摘されている、毛嚢炎や埋没毛は確かにあります

シミも増えました。

歳相応かもしれませんが、肌が汚くなった気がします。

 

しかし、抜くにつれて生えてこない毛穴が多くなってきたり、白髪の髭が生えてきたり、薄いうぶ毛だけになったり、確実に毛の量は減りました。

 

毛嚢炎というのは、ニキビみたいなものです。

バイキンが入って膿むというのか。これはじきに治ります。

 

埋没毛の説明はちょっとグロ注意です。

 

髪の毛でもそうですが、プチンってちぎったら、びよよよーんってあらぬ方向に曲がりますよね。

ちぢれると言うのでしょうか。

 

髭を抜いたとき、たまにその現象が起き、普通は皮膚の上に生える髭が、皮膚の中に潜りこむことがあるのです。

そしてそのまま皮膚の中を突き進み、皮膚下を這って伸び続けるのです。

怖いですね。

 

私も何回か経験あります。

取れないので、皮膚近くまで伸びてくるのを待って、針でつついて軽くエグって毛先を露出させます。

あとは毛抜きでつかんで慎重に抜きます。

 

下が普通の毛、上が埋没毛になります。超ロング。これが皮膚下を這っていたのです

 

先日皮膚近くに来たので、針で皮膚をエグって、むりやり取りました。

大して痛くはありませんが肌ダメージは絶大、怖いですねぇ。

 

最後に

体験談としては以上になります。いかがでしたでしょうか。

 

私もネットの情報はたくさん読ませていただきました。

怖いことも書いてありますが、そういうのに限って脱毛クリニックの紹介とかのページなんですよね。

 

よく考えたらそんなところがセルフの髭脱毛を良いと言うわけないので、あんまり信用していません。

私個人的には、髭を抜いたことは後悔していません。

なんせ、顔に敷き詰められた青髭の方が汚いと思ってますから。

 

ネットには髭を抜いて10年という強者がいらっしゃいますが、それに比べると私の経験談など毛だけに毛の生えた程度ですが、なるべく詳しく書いたつもりです。

色々なサイトを巡り巡ってご自身で判断してください。

 

少なくとも手で抜くのは止めた方がいいです。手ではスンナリ抜けないので何度も引っ張ることになり、マジでシミが出来ます(私はめっちゃシミできました)

ご参考になればと思います。

これは個人の感想であり、私は何の責任も負いませんし負いませんのでご注意ください。

 

私の持っているものは廃盤のようなのでこちらをどうぞ。

 

驚くほど気持ち良く抜ける毛抜き。超オススメです。

 

 

続編があります

こちらからどうぞ

自分で髭を抜くのは危険? 3年髭脱毛した私が体験談を語ります
今回の記事は、「グロ注意」なので閲覧にはご注意ください。 釣りっぽいタイトルで申し訳ありませんが、3年近く髭を抜いた私が再度体験談を記事にします。 当時の記事です。できれば先にこちらをご覧ください。 世の中にはセルフ髭脱毛について、 危険で...

 

ちょっと気持ち悪い髭抜き動画作りました。よろしければ閲覧注意でご覧ください。

こういうことをやっているとどんどん肌が汚くなります。

 

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