千葉県の袖ヶ浦市にネコがたくさんいると言われる、袖ヶ浦公園というのがあるそうだ。
ネコ大好きな私としては是非行きたいところだが、レンタカーを借りたり、せっかくなので泊まりで行きたいなど色々考えるとハードルが高い。
そこでこのたび、袖ヶ浦公園とみかん狩りを兼ねられないかと調べて辿り着いたのが、みかん狩りの房総十字園さんだ。
当然レンタカーは前々日には申し込んだ。電車とバスだとみかんが重くて大変だからな。
房総十字園さんはシーズン中ならいつでも開いているそうだが、期間は10月上旬~12月下旬。
俺の場合は一応前々日くらいに電話をしてから行った。行った後にみかんが無いと言われても困るからな。念のためね。
あ、予約とかは必要ありません。
市原ICで降りて、車で20分くらいかな。ごらんの看板が見えてくる。
房総十字園さんのみかんがりの看板。市川市はよく市原市と間違えられるが、ようやく市原市にお目にかかれたわ。そんな気分だ。
駐車場の中から入口を見た感じ。係員さんもみかん色のウェアを着用している。下が砂利なので車に傷がつかないか怖い。
奥側を見た感じ。台数はざっくり40台くらいは停めれそうだが、11:00頃に着いて満車寸前だった。あぶねぇ。
これが愛車のフィットハイブリッドだ。ま、レンタカーだがな。Fitは燃費がいい車で有名だ。
みかんの楽園だそうだが、俺たちの持って帰る分は残っているんだろうな。3連休の最終日だったので少し心配。ちなみにカバン類の持ち込みは禁止だ。
入口ゲートはこんな感じだが、手前で入園料を払ってから入る。入園料兼食べ放題は小学生までが400円で、それ以上は500円だ。
園内は食べ放題だが、みかんを持ち帰るには、別途袋を購入する必要がある。袋には3種類あって、
これが小の700円。まぁ15個くらいか。
これが中袋で1,200円。25個くらいかな。
これが大袋の1,600円だ。数は計り知れない・・。
聞いたところ大袋がコスパ的に一番お得らしいが、家族一人一人がそれぞれ袋を持ちたかったので、小袋を4つ購入した。
最初に看板の前で説明を受ける。色々聞いたが一番気になったのは、みかん畑に一度入って出たら再び入場できないとのこと。え?なんで?
みかん畑はすぐ隣にあり、ごらんの通りミカンの木が生い茂っている。ここがみかん畑。さっきのところは休憩所だ。
みかん畑側からさっきの休憩所を撮った写真。要するに一旦こちら側(みかん畑)に入って、休憩所に戻ってしまったら、みかん畑に再入場は出来ない決まりらしい。ただしトイレはOK。
こういう張り紙を見るからに、色々と不正をする輩がいるんだろうな。カバン類は持ち込み禁止とか異常でしょ。
ルールも貼っている。さっきの話はこの⑥になるのだろうが、不正な持ち出しなど園の出入り口で監視すればいいのになと、このとき思った。
要するに、
カバンの持ち込み禁止なので、みかんは手に持つか、所定の袋に入れるか、喰うしかない。
なので、
畑の中⇒みかんを袋に入れても、手に持っていても、食べても大丈夫。
休憩所(畑の外)⇒みかんを手にもっていたらダメ。食べることもダメ。みかんは袋にいれること。
ということになる。
こうすることにより、入口ゲートだけでなく園内の係員全員で不正を見張ることができるということなんだろうな。
入口ゲートで不正持ち出しを監視しようとしても、お土産コーナーは混雑するし、人もそんなにいないからね。
そして、畑以外で所定袋外のみかんを持っている人を監視すればいいという単純明快な仕組みにした方が監視するほうも楽だからな。
もちろん推測なので違っていたらゴメンなさい。
こういう厳しいルールがあるのだが、園内の人はとても優しい人ばかりだった。こんなルールを設けないといけないほどルール違反が多いのだろう。情けないな。
とりあえず、畑の中ならみかんは全部食べてもいいってことだw
みかん畑は結構広い。私がトイレに行っている間に家族が先に行ってしまって、軽く迷子になってしまった。それくらいジャングル要素満載だ。
いちおう木で仕切られているので、園の外に出て行方不明になることはないが、家族と一緒に行くなら最初は慣れるまで一緒にいた方が無難だ。
もちろんみかんはメチャクチャいっぱいなっている。三連休の最終日だったがまったく問題ない。
園内の人に色んな種類のみかんがあるので・・と言われるが、どんな種類なのか書いてないし、ランダムに植えられてるので見て周るしかない。ここら辺は不親切だな。
まぁとりあえず食べてみるかと一番おいしそうなみかんを取る。
美味しいけどけっこう酸っぱい。ちなみに取れたては酸っぱいらしい。それじゃあ、みかん狩りって意味なくね?
ゴミ箱がそこら中にあるので、食べたあとの皮はここに入れよう。そこらへんに捨てても土に還るだろうが、そこら中に皮が散乱していたら次に来るお客さんも気分悪いだろうからね。これもマナーだ。
で、ここだけの話、畑の入口付近はゴツゴツした大きいものばかりが多かった。これは俺たちに大きいみかんで先に腹いっぱいにさせる策略かもしれない。
だからいきなり入って目の前のみかんに飛びつくのではなく、一通り園内を見て回るのが得策かもしれない。このようにお店にあるような小型のミカンもちゃんとある。
さらに、みかん畑の中には、さらなる入口みたいなところがあって、向こう側に行くと、
ややくだり坂になっており、
右手にはさらにみかん畑が広がっています。
だから自分の好みのベストオブみかんを見つけるまで焦らず一呼吸置いたほうがいいかもしれない。なぜなら人はそんなにみかんを食べられないのだから・・。
そして採ったみかんは食べるか袋に詰めるかしか選択肢はない。後で美味しそうなみかんを見つけても、袋がいっぱいになればそれまでだからな。
しかし、みかんなんて、たくさん食べても一度に食べられる量はせいぜい4~6個程度だろう。500円分の元を取ろうとおもっても土台無理な話だな。
結局たったの4個でお腹一杯になった。休憩所に戻ると人が増えてご覧のありさまになっていた。やはり結構人気なんだな。
ここには馬と犬もいる。馬はラッキー。ラッキーという木(みかんの木)もあるんやなぁ。
うまく撮れた一枚。彼がラッキーだ。
基本、草をもしゃもしゃ食べているので、なかなか写真を撮らせてもらえなかった。ガードが堅い彼だ。
もう一匹が犬のロナウド。
ロナウドは基本、三角の犬小屋に待機している。
が、たまに精悍な姿を見せてくれる。
そして犬小屋の裏にもみかんの木が。あのみかんは小型の種類だ。採られないように彼が見張っているのかもしれないな。
休憩所には、さんけん茶のセルフサービスがある。
ケイちゃんの袋。小さいみかんが多くて、まずまずいい感じだ。
メグちゃんの袋。やや大きいみかんを選んだようだ。
お母さんの袋。自分の舌で味見してしっかり選んだそうだ。畑でも6個ほど食べたらしい。
そして私の袋。小袋とは思えないほど上まで積み上げてやったぜ。片手で持てればいくら詰めても大丈夫とのことだ。
ゲートにはお土産コーナーがあって、みかんやジャムなどが売っている。
ウチらが帰るころには満車になっていた。アブねぇ。先にみかん狩りに来てよかった~。
実は、みかん狩りと袖ヶ浦公園のどちらを先に行こうか迷ってたんだ。先に来てよかった。
後で判った話だが、袖ヶ浦公園が見どころはネコしかない(俺が勝手に思っている)のに、かなり広くて2時間程度じゃ回れそうにない。みかん狩りは15:00で終了なので、先に袖ヶ浦公園に行ったとしたらかなり際どい時間配分になっていたはずだ。
あと、ここに来る前に参考にさせてもらったブログで、周囲はせいぜいファミマくらいしかないので弁当が必要だと書いてあったが、その必要は全くなかった。
なぜなら、帰るころには昼飯時の12時過ぎだったが、みかんでお腹いっぱいになって、弁当など食える状態ではなかったからだ。
ちなみに入口ゲートにはおこわご飯なども販売していたので、どうしても食べたい場合はそれを買い求めればよい。せっかくここにきてコンビニ弁当を喰う必要もあるまい。
で、家に持って帰ったみかんはこんな感じだ。誰がこんなに喰うねんwと思った。
あと、敷地全体に家族が散れば軽い迷子になるので気を付けてください。
一緒に行った袖ヶ浦公園の記事はこちらです。猫が好きな人は袖ヶ浦公園もセットで行ってみてください。
コメント
読みやすい文章と写真ありがとうございます!
今度行きます!
通りすがりさま
コメントありがとうございます。
ご返事遅くなってすみません!