2日目の朝を迎える。
気持ちのいい朝だ。窓からの景色がすばらしく殺伐としているが、天気はまずまずいい感じだ。
朝食は本ホテル、ハイアットリージェンシー沖縄の2Fにある桜坂sakurazakaだ。
このホテルは坂の途中に建っているような感じだが、この坂を桜坂と言うそうだ。通りの名前を桜坂中通りという。福山雅治の歌をパクったわけではないようだ、逆にパクられたのかもしれない。
昨日チェックインのときに受け取った朝食チケットを渡して中に入る。
すると今まで見たこともない豪華な豪華なブッフェが・・。これが朝食かよと思った。
まぁ、夜なら東京ドームホテルのリラッサの方が断然豪華だが、朝食でここまでするかと思った。
あまりの豪華さに目移りするが、最初はジャブで牽制する。焦るな、まだまだ時間はある!
と思ったが、岡山の連中に誘われてか、一緒に食うことになってしまった。
こういう時は昔話もいいのだが、食べることに集中したい。ブログの写真もバンバカ取りたいのに・・・。
結局食べたのはこれだけで、撮れた写真もこれだけ。誘ってくれて嬉しい時も、独りじゃ寂しいときもあるんだけど、放っておいてほしい時もあるんだ。
ま、明日の朝にリベンジをすればいいかと思ったのが、間違いの始まりだった・・。
食事が終わるとバスに乗りこみ、ツアー開始となるのだが、その前にホテルの部屋紹介をしておこう。
夜の写真でなおかつ使用済感があるのだが、気にしないでほしい。ベッドが2つ。岡山のマッキー君と同部屋だ。
ベッドには固めの枕と柔らかめの枕、そして訳の分からない枕?の3つがある。さらに客室係にお願いすれば、そば殻やパイプや低反発などあらゆる種類のまくらを持ってきてくれるそうだ。
ベッドの傍らには、ソファーのようなベッドのようなものがある。
液晶テレビやちょっとした小物類など。
トイレもキレイで、トイレットペーパーもバッチリだ。しかし洗面台と風呂も一緒になったこの場所で同僚に構わずうんこをする勇気は俺にはない。
バスルーム。あれ?なんでカーテンの向こうというか、湯船の上にトイレがあるんだ。心霊写真か。
引き出しをあけると輝かしいコップが。引き出しからコップってここはデパートかよ。使うのがもったいないので触れなかった。
いよいよツアー開始で、バスに乗り込み走ること10分程度。
最初に行った場所は首里城だ。アメリカ軍の空襲でほとんどぶっ壊れて、99%復元なのに世界遺産というある意味で奇跡の建造物らしい。
うわぁ登るのかぁ。面倒だな。
しかも階段めっちゃ滑るっちゅうねん。危ないw
石垣。うわっここまで平にする必要あったのか。大阪城の石垣も立派だったが、さすが世界遺産は違うな。
首里城の入口。おじさんいい歳してよくやりますわい。
中はお城見物みたいに順路通り進むようになっている。庭園みたいなものもあり目が癒される。
きたな黄金。全体的に造りが中国っぽいと思ったが、やはりあったか中国人の大好きな黄金が。
うーん。入ってみたけど何が黄金なのかよく解らん。しかしこりゃ完全に中国だ。
とてもじゃないけど日本とは思えない。沖縄はもともと中国の領土だったのでは?と思わせるくらいの品ばかりだ。
歴代の王様の写真が並ぶ。もうこりゃ三国志の世界だろう。完全に日本の王様とは逸脱している。
被ったら首の椎間板ヘルニアになりそうだ。首が砕けそうだよね。
ガラスの吹き抜け?があった。これも名物らしいが、深さもないしあまり意味は感じられない。東京タワーの方が怖くて面白い。
過去にここで九州・沖縄サミットというのがあったそうだ。森元総理が映っている。その目の前にはクリントン元大統領がいる。
これがメンバーらしい。プーチン男前すぎるやろ。しかし森元総理を馬鹿にする奴らが多いけど、っていうか俺も若干バカにしてたけど、このメンバーの中で10分だけでも耐えてから言ってほしいな。俺には無理だ・・。これを見るとやはり総理になる人は凄いと思わないだろうか。たとえ菅直人や鳩山由紀夫であろうとも・・・。
よく見ると万里の長城みたいだな。やはりここは中国文化なのか。
以上で首里城を後にする。
しかし首里城を見学して疑問に思ったんだが、沖縄の人達ってのは、日本と中国のどちらに付きたかったんだろうか。この首里城の文化といい、沖縄方言の中国・韓国っぽいイントネーションといい、中韓に限りなく近いこの沖縄の位置といい、今は当然のごとく沖縄は日本の領土になっているが、今や昔の沖縄人達の気持ちはどうだったんだろうか聞いてみたくなった。
と言うと、私が中韓大好き人間のような誤解を招くかもしれないが、別にそうではない。私は保守というか若干右寄り人間だし、沖縄で基地反対デモをやってる人達は県外からのプロ市民だってことも知っている。沖縄県民の全てが基地に反対しているわけではないのも知っている。ただね、北は北方領土、西は尖閣諸島と両腕を伸ばしに伸ばして、ここからここまでは日本の領土です!というのは、いかがなものかと思う時がたまにあるのだ。
次の目的地は万座毛だ。まんざげではなく、まんざもうだ。
台風のため雨風対策としてHISからもらったレインコート。見たらわかる、安いやつやん!
万座毛の駐車場にいた2匹の小ネコ。3日目に出てくるデブ猫とは大違い。だれかエサやってくれよな。寒くて震えているのか痛々しい。
風が凄すぎて、カッパがひたすらバタバタ言ってる。ご覧のとおりだ。
これが万座毛の一部である名物の岩だ。万座毛とは万の人が座れる原っぱらしく、岩とか海とかは関係ないらしい。
ただこういう海岸線を歩くだけの観光名所だ。ハッキリ言ってどうでもいい。海はキレイだ。
ジャンプすれば海に入れそうな場所があるが、ジャンプすると確実に死ねる。下は岩だからな。しかしキレイな海だ。この頃から海に行きたくなってくる。
わー。バヤリースとかパワーゴールドとか懐かしいな。小学生以来だ。シークヮーサーに顔は無いんだね。
次は昼食の時間だということで、万座毛を後にする。
着いたのは、カフーリゾートフチャクというリゾートホテルだ。まさかバイキングじゃなかろうな。
なかなか良さそうなホテルだ。ここで良かったんじゃね?ハイアット高いし。でもなんかゴルフ場みたいだ。
HPから拝借した画像。夢のような風景だ。まさにリゾートに相応しい。
ところがどっこい夢じゃありません。現実です。これが現実・・・! by一条
まさかのバイキングだ。料理はハイアットと比べるもない一般的なものだ。それはいいのだが一人で食べたいんだよな。
なぜか焼肉も出た。奥にあるのがゴーヤ。沖縄では焼肉にゴーヤがあるんだな。
食事が終わって外に出る。だんだん雲行きが怪しくなってきたな。次はいよいよ、美ら海水族館だ。
ここら辺からずっと海沿いを走る。イイな~。海行きたいな。
あんなところに砂浜が。最高ですね。
おお!こんな近くに。ここで降ろしてほしいな。俺は一人でハンド潮干狩りをしてるから。
こんな場所を何度も素通りする。お・ろ・し・て・くれー!
・・・・・・。
一時間くらいは走っただろうか。美ら海水族館に着いた。宮殿みたいな建物だ。
しかし俺はガイドさんに申し出て単独行動で砂浜にダッシュ。水族館は見ておいた方がいいと聞いたから選んだだけで、俺にとって水族館なんてどうでもいいのだ。
と思ったら立入禁止の看板が。なんだよそれ・・。もう目の前に砂浜があるのに。
危険生物の看板がある。もしかしてイモガイとかもいるのかな。それ以前に台風だから締め切っているそうだ。
ふざけやがって。看板を立てるにも海岸線全部に立てる訳にはいくまい。入れる場所がないかひたすらダッシュする。
200メートル離れたところにあった。おお!素晴らしい。無事、砂と戯れる。ハンド潮干狩りをするも釣果なし。
地元の人に聞いてみる。
俺「沖縄では潮干狩りとかしないんですか?」
沖縄の人「しますよ。夏ごろに」
まだ沖縄って夏ですよね・・と思ったが、それ以上聞かなかった。あと、沖縄はアサリではなく、ハマグリが捕れるそうだ。
そして、遅ればせながら美ら海水族館に入館する。まぁせっかく来たしな。
ヒトデと戯れる。貝がいれば最高なんだけどな。ま、食べれないと意味ないけど。
いろんな魚がおるわい。
亀が平泳ぎしておるわい。
チンアナゴかわいいわ。今度会う時は、ぜひ海でお目にかかりたいな。引っこ抜いてやるぜ!
進んでいくと、いよいよジンベイサメがいる巨大な水槽が。みんなの視線を釘付けだ。
そういうところを撮るのが好きだ。人間観察だな。
それだけでは面白くないので、一応水槽も。俺は釣りと食うことしか感情がないので、喰えない魚に興味はない。
上を見上げる造りのところもあった。ジンベイサメとコバンザメが見えた。
さらに進むと実寸大というか大王イカがいた。せっかくなのでレアアングルのケツから撮る。
大王イカが過ぎると、もう出口が。これが世界一の水族館かよ。大王イカよりビックリしたわ。これなら海遊館か葛西臨海水族園でいいのでは。
しかもキーホルダーやぬいぐるみのラインナップに、俺の大好きなイモガイが売っていないとは。
店員さんに聞くと、サンゴならありますよ、だそうだ。いらんわ。でも家族にチンアナゴを3つ買って帰った。
家康観光。家康公とかけたのかと思って、どうでもいいけどシャッターをパチリ。
自販機に琉球コーラというのがあったのだが全部売り切れだった。そんなに美味しいのか。代わりにこれを買った。うーん甘い柑橘ジュースだ。
次は古宇利島だ。こおりじまと読む。これが古宇利大橋という橋であり名物。島は何もないそうだ。
ということで以降割愛。
帰りのバスで突然腹痛になり気を失いそうになりながら耐えに耐えた。ゆえにその晩は何も食べずに寝た・・。3日目に続く・・。